回廊レリーフ

 アンコール・ワットの魅力の一つは、第一回廊の浮き彫りの数々でしょう。全長760mにもなる回廊の壁面に、まるで空白を怖れるかのように、南面:スールヤヴァルマン2世の行軍レリーフ、東面:乳海攪拌、北面:神々と阿修羅の戦い、西面:ラーマーヤナギッシリ、とビッチリ彫りこまれています。
東西200m、南北180m、全長760mにもなる第一回廊
東西200m、南北180m、全長760mにもなる第一回廊
 西に面した入り口から反時計回りに見て歩くと、最初の角を曲がった所(南面)には、アンコール・ワットを建立したスールヤヴァルマン2世の行軍レリーフ。そして「天国と地獄」(南面東側)、「乳海攪拌」(東面)と続きます。前半に名作が多いのでついつい力を入れて見てしまい、北面に来る頃にはいつも「もう結構」気分になってしまいます。次回は流れに逆らって、時計回りにしてみようかな。

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