民宿村

タ・バン(Ta Van)のあぜ道を行く村人
タ・バン(Ta Van)のあぜ道を行く村人
 一山越えると、ザイ族の住むタ・バン(Ta Van)村。宿(民家)に荷物を置いて、村の見学に出かけました。中でも一番気に入ったのが、人の通行が見渡せるこの場所。村には車の走れる道路がないので日用品や食料品は、対岸の自動車道から人の背で運ばれるのだとか。背負子にダンボールを積んで歩く3人の姿は牧歌的で、その姿が消えるまで眼を離すことが出来ませんでした。


 この村の周辺は竹林が多く、この民家の塀も竹垣でした。しおりど(枝折戸、又は柴折戸)を押して中に入ると、きれいに掃き清められた庭では鶏が遊び、土間では老人がお茶を飲んでいる。数十年昔にタイムスリップしたようで、なんだかとっても懐かしい。
どこか懐かしい今日の宿
どこか懐かしい今日の宿
 「民家に泊まる」と聞き、どんな場所かと不安でしたがそれは杞憂に終わりました。別棟のトイレは水洗で、隣にはシャワールームも設けられています。泊まる部分は吹き抜けになった家の2階、板敷きの屋根裏部屋です。他のお客さんと雑魚寝になりますが、寝具は清潔でしたし個別の蚊帳が付いていますので、私のように一人で参加してもそう苦にならないと思います。

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