水上人形劇

 「ハノイに来たらこれを見なくちゃ」と友人に言われ、ホアンキエム東北湖畔にある劇場にチケットを買いに来ました。午前中に行ったのに既に前方のA席(4万ドン:カセット・扇子の土産付き)は「Full」、手に出来たのは後方のB席(2万ドン:扇子付き)でした。
ホアンキエム湖のほとりにある水上人形劇場
ホアンキエム湖のほとりにある水上人形劇場
平日は、17:15、18:30、20:00で、日曜日には朝の公演(09:30)もあり
 昼間は博物館巡りやカフェで時間を潰し、少し早めに湖に戻ってきました。薄暗くなるに従い湖畔を行き交う人々の数は増え、天秤棒を担いだ売り子さんも目立つようになりました。ハノイっ子の生活の息吹を感じながら開演を待つ。これも旅の楽しみの一つです。

 入り口でプログラムや扇子を手渡され2階の会場へ入りますと、左手にはグリーンの水面と朱塗りの宮殿。「ここなら良い写真が撮れるのに」と思ってみても、私の席ははるか後方、舞台がどんどん小さくなりちょっとガッカリ。A席は旅行会社が確保しているのでしょうか、良い席は日本やフランスの団体さん達で占められていました。と、愚痴る間もなく場内は暗くなり、舞台左手の演奏席から妙なる楽曲が流れてきました。いよいよ人形劇の始まりです。

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