ピンダヤ

 カロー滞在3日目、タクシーをチャーター(8000チャット、約1500円)して、50キロ離れたピンダヤへと向かいました。車はしばらくインレー湖への見慣れた山道を走るのですが、途中の村落でピンダヤ方面へと左折、すると視界が急に開けて風景が一変しました。

 見渡す限り続く女体を思わせる丘陵。その柔肌に点在する樹木と、区分けされた穀物達が織り成すパッチワーク模様は、「どこかで見たことがある」懐かしさです。そう、北海道の美瑛の風景にちょっと似ています。道中の景色が良いとは小耳に挟んでいましたが、ナルホドね。

洞窟寺院入り口は、近代的なエレベーター
洞窟寺院入り口は、近代的なエレベーター
 カローから1時間、ピンダヤの町を見下ろす地点までやってきました。眼下にはピンダヤ湖を中心に広がる町並み。そして正面には、屏風のように聳える岩山と、それに張り付くように延びた建物群です。これは期待できそう、早く見たいと心がはやります。

 下から歩くのかと思っていましたが、駐車場はエレベーターの近くでしたので、車で行った場合歩くのはわずかです。ピンダヤの大蜘蛛退治の伝説のレリーフの横を通り、土産店のお兄さんたちが編物をしている様子を見たりしながら、無料のエレベーターで入り口まで上がります。入洞料は3ドルで、もちろんFECでも支払えました。

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