ピタカタイ

 タビィニュ寺院やアーナンダ寺院など、ランドマーク的な巨大建造物なら問題ないのですが、タンドージャ石仏や経典を収めたピタカタィクなど、木立で隠れてしまうような小さな建物はちょっと探すのに手間どりました。地域内は轍が縦横無尽に走っていて、下だけ見て走っているとどこに居るのか判らなくなってしまうからです。

 でも、タラバー門方面からなら簡単です。どちらもタビィニュ寺院に向かう道筋にありまからね。

Anawrahta (アノーヤター王:1044−1077年)
ピタカタイ (1048年)
 アノーヤター王がタトォン(現モン州一帯:ヤンゴンの東、タイ国境付近)を制圧し、タトォン王マヌーハはじめ、様々な職業集団や経典を戦利品として持ち帰った。バガンまで来た時、経典を運んで来た象が止まって動かなくなったのがこの場所。で、ここに収蔵庫”ピタカタイ”を建て経典を収めた、のだそうです。タトォンからバガンまで直線距離にしても600キロ。途中山あり川ありですから、そりゃ象も疲れますよね。

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