チャイティーヨ

 この村に30分ほど滞在したでしょうか、その間ピタさんは私達に邪魔にならないよう見守り、時々子供達との通訳も買って出てくれました。対岸に渡らせてくれた機転だけでもうれしいのに、その後市場での買い物にも嫌な顔もせず付き合ってくれ感謝感謝。運転も慎重ですし、昨日今日と運転手さんにはついています。

 最初警戒していた国ですが、この辺りからだんだんミャンマー(の人々)が好きになってきました。この先も出会ったのは親切で礼儀正しい方々ばかり。鎖国状態を続けていた江戸末期の日本に、始めて足を踏み入れた西欧人も同様の感想を持ったのでは、とタイムマシンで100年前の日本を旅しているような気分にさせられました。

身動きもできないトラックバス
身動きもできないトラックバス
 あちこち寄り道をしたので、麓の村キンプンに着いたのはもうお昼。ここでトラックバスに乗り換え登山口まで登るのですが、荷台に板を7列渡しただけのこの乗り物、急カーブの度に左右に振られて不安定この上もないのです。1時間弱は乗ることになりますので、中央部よりは手すりに掴まれる位置に座りましょう。(最初端に座ったつもりでも、どんどん詰め込まれますけどね)

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