強制両替

 2002年1月末、滞在中のカンボジアから海路タイに入り、ミャンマーを目指しました。朝7時のバスでプノンペンを出て(途中乗り継ぎ6回)、同日深夜にバンコクに着き、翌日チケットを手配しミャンマーに入ったのです。プノンペン~バンコクの移動にかかった費用は約36ドル。この間、料金交渉が必要なタクシーや小船にも乗らなければならず、一人だとちょっとキツかったのですが、国境越えのルートとしては面白いと思いました。
イミグレの向こうに見えるのが、悪評高い<B>強制両替</B>所です
イミグレの向こうに見えるのが、悪評高い強制両替所です
 期待に胸膨らませて降り立ったヤンゴン国際空港。ここで個人旅行者を待ち構えているのは、国内通貨FECへの強制両替。その金額が以前の300ドルから200ドルに緩和されたとはいえ、物価の安いミャンマーではかなりの額です。

 ちなみに私の場合、3週間の旅行で使った基本経費(ホテル代・交通費・食費)は306ドル。途中で出会ったカップルは「20日間で1人200ドル」と言っていましたから、数日しか滞在しない人や貧乏旅行者にとって、200ドルの強制両替がいかに大きいかわかるでしょう。

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