少数民族工芸館

 館内案内を見ていて楽しみに上がってきたのは、4階にあるこの少数民族工芸館。中国には少数民族も多いし、「自治区」と称してモンゴルやチベットまで版図に組み込んでしまいましたから、ここには彼らの生活用品や民族衣装が展示されていて、漢民族色の濃い他の部屋とは明らかに違った雰囲気です。
チベット族の衣装
チベット族の衣装
ポタラ宮の屋上で
ポタラ宮の屋上で

 「ここにならあるかな?」と思ってきたチベット族の民族衣装、「あった!」。帽子の裏地も毛皮なら、上着の縁取りにも毛皮があしらわれ、かなり高貴な方の服装のようです。この印象的な袖の長さは、温度差が大きいチベット高原では機能的。手袋代りにもなって手腕を寒さから守ってくれますものね。

 参考までに(恥ずかしながら?)、ポタラ宮の貸衣装屋で撮った庶民の衣装写真も並べてみました。

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