魯迅記念館

5月22日 : これでも私6年間ほど太極拳を習っておりまして、一番好きなのは剣を持って演ずる太極”剣”。帰国前に地元の方々と太極拳を楽しみたいと、早起き(午前6時)して外灘に行ってみました。ここでは太極拳だけでなく、ダンスに気功に扇舞に…、とバラエティ豊か。それも衣装を揃えた団体さんから、たった一人で黙々と、まで幅広い。

 これはと思うグループの後ろでまねっこ演武をしていましたら、しばらくするとリーダーに声をかけられ演技指導までしてもらいました。午前8時、「じゃあ、また明日」って皆さんが職場や家に散ってしまうまで、中国旅行で最も楽しい時を過ごしました。

魯迅の生涯がわかる:魯迅記念館
魯迅の生涯がわかる:魯迅記念館
 魯迅(1881~1936)、「阿Q正伝」を書いた日本留学経験がある小説家。という知識しかなかったのですが、この立派な建物を見て中国政府が彼に重きを置いているのを知りました。展示を見て歩くうち、彼には思想家、啓蒙活動家、もしくは革命指導者とも言える要素が強いことがわかってきました。列強(日本も含む)に対し卑屈になっていた、当時の中国人民の意識向上に務めたんですね。

 説明文が中国語と英語だったため、上述程度の大雑把なことしか理解できず、「帰国したら著作を読まなくっちゃ」。と思ったのですが、雑事にかまけ未だにそれが果たせません。魯迅さん、ごめんなさい。

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