小雁塔

 陜西歴史博物館と南門の、丁度中間地点に位置しているのが、『707年にインドから経典を持ち帰った、義浄のために建てられた』という小雁塔。 夕方、ということもあったのでしょうが、観光客がほとんどいない境内は静まり返り、寺院の軒先に下げられた風鈴の音だけが響いてきます。
緩やかなそのカーブは、直線的な<Ichina:daigan>大雁塔</I>と比べると女性的 ?
緩やかなそのカーブは、直線的な大雁塔と比べると女性的 ?
 時折その静けさを破るのは、子供達の遊ぶ声と新婚カップル撮影隊。臆面も無くポーズを取る姿は、微笑ましくもあり煩わしくもあり。おめでたいことではあるのですが、この雰囲気には不似合いです。ここは、という撮影ポイントで数組が交替で被写体になるのですから、こちらも待ち時間が多くなってしまいました。

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