サッカラ

 エジプト最古(紀元前2560年頃とか)と言われる、ジェセル王の「階段ピラミッド」を見るため、サッカラに向かいました。

階段状ピラミッド : 『それまでの王墓は長方形の箱型だったが、ジュセル王の家臣が箱型の壇を積み上げて階段状のピラミッドを造り上げた。高さ59m、基底部123.5mx107m』 − パンフレットによる −

ジェセル王の「階段ピラミッド」 : 第3王朝(BC2650~2610)
ジェセル王の「階段ピラミッド」 : 第3王朝(BC2650~2610)
 「ピラミッド」と言うとカイロのクフ王のものが有名なのでつい、砂漠の真ん中にぽつんと存在しているように思ってしまいますが、ここにくると祭殿、神殿など他の施設も伴った複合的な存在であることが良く分かります。

 周壁の薄暗い列柱の中を歩かされた観光客は、突然光あふれる中庭とこのピラミッドに対面することになるのですが、この演出効果なかなかのもので今でも忘れがたい光景になっています。

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