オリンピック

 その7年後の2004年8月、アテネオリンピック女子マラソンで、野口みずき選手が見事栄冠を手にしました。記録は2時間21分21秒。完走直後にシューズを脱いで、感謝の口付けをしたシーンは外国紙にも取り上げられるほど有名になりました。
選手の到着を待つ競技場
選手の到着を待つ競技場
野口みずき選手のゴール
野口みずき選手のゴール

 あのシューズは「滑りやすいギリシアの道路」対策を盛り込んだ、秘密兵器。おが屑を底素材に混ぜ込むなんて、「さすが!」です。個人の資質と努力にハイテク技術が加わった、技術大国日本の勝利といえそうですね、野口選手の金メダルは。

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