ロドスのヴィーナス

 太陽神ヘリオスとロドスの子供たちが築いたと言われる、古代都市「リンドス」「カミロス」「イアリソス」。この三都市は、エジプトや中東との交易で繁栄していきます。同時に芸術(特に彫刻)もこの島で花開き、BC2世紀前後には後世に残る多くの彫刻作品が産み出されました。
片ひざを付いたロドスのヴィーナス(BC1世紀)
片ひざを付いたロドスのヴィーナス(BC1世紀)
 ロドス考古学博物館には「ロドスのアフロディーテ(ヴィーナス)」と呼ばれる、この愛らしい女神像があります。現在はフランスのルーブル美術館所有になっている、あの有名な「サモトラキのニケ(勝利の女神)」像も、ここロドスにあったんだそうですよ。

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