源泉

 7キロ程先の隣り村、カラハユトには「紅葉の色をした石灰岩がある」と聞いていましたので、翌日パムッカレからミニバス(ドルムシュ)で15分の「クズル・ウルジャ」へ行ってきました。名前が覚えにくければ「レッド・パムッカレ」でも通じます。 これは鉄分を含んだ温泉のため石灰岩が赤茶色に変色したものだそうです。パムッカレのスケールが雄大なので、村外れにポツンと置かれたようなこの岩を見て

「ん、これだけ?」なんて失礼なことを思ってしまいました。パムッカレだけでは物足りないという人向きかも。

レッド・パムッカレ
レッド・パムッカレ
パムッカレの源泉
パムッカレの源泉

 遺跡の上にあることで有名な「パムッカレ・モーテルのプール」の温泉湧き出し口です。プールの通路を渡り右に曲がったところがここ。プクプクと泡が出ていて、指を入れると細かい泡が付いてきます。これは飲用にも適しているとあって、木陰では水を汲みにきた数組の家族連れが涼んでいました。

 この「遺跡プール」の入場料は 400,000リラ(約360円)。底にゴロゴロしている遺跡の柱などを伝いながら移動したり、石材の上でボーッとしているだけでも楽しめますので泳げない方でも大丈夫。ちなみに平均的な深さは156cmの私の首ほどでした。

 泳ぎの達者な人たちはロープをくぐって深い方へ。私も壁伝いに行って見ましたが、ここの水は上記の湧き出し口に近いのでとてもきれいでした。でも水中めがねで覗いて見ると、「ゾッツー!」とするほど深くて帰りはビクビク(足の立たない場所で泳いだことがないので)ものでした。

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