ラーツ温泉

 「ラーツ」温泉は、ドナウのほとり。イチョウの紅葉のような鮮やかな黄色い建物なので、遠くからも良く目立ちます。「キラーイ」も「ラーツ」もメインの浴槽は円形でドーム天井の浴室中央にデンと鎮座しています。

 36~38度とかなり「ぬるめ」ですが、温度・深さの異なる浴槽がいくつかとサウナが用意されていますので、熱めの好きな方もご安心を。日本の温泉との一番の違いは浴槽の深さでしょうか、ここでは胸元(1.2m)ぐらいあるのです。

ラーツ温泉
ラーツ温泉
枯葉舞うドナウ川岸
枯葉舞うドナウ川岸

 この深さのためか、移動するのには歩くより泳ぐ方が楽。体格の良い方々が悠然と(裸で)泳いでいる様は壮観です。ここでは泳ぐ人、体操をする人、寝ている人と様々で、各人各様に温泉を楽しんでいるように見えました。

 最近日本で、裸で泳げる施設(温泉ではないようですが)を見つけて入ってきましたが、子供達がもぐったりして遊ぶので衛生的にも問題ありそう。ここは文化の違いを見せつけられた気がしました。

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