琉球王府

 往時の輝きを取り戻した正殿の拝観を終え、接待所として使われていたという北殿に入ると、そこは展示・映像・売店・休憩のコーナーもある近代的な建物になっていました。沖縄戦で壊滅的ダメージを受けた首里城が、見事復元されるまでの記録映像もこちらで見ることができます。少し長いですが、必見です。
赤い冠(帽子)の門番さん
赤い冠(帽子)の門番さん
冠に見る役人のランク分け
冠に見る役人のランク分け

 琉球王府では、摂政・三司官などの首脳部の下に様々な名称の役所が置かれ、役人達は、王子・王弟などが被る浮織り冠から、位階にのぼる前の役人の青冠まで、帽子の色でランク分けされてたそうです。

 現首里城内でも、当時の服装をした方々が働いていますが、門番役の人と正殿詰めの人では、確かに冠の種類が違っていました。皆さんも注意して見て来て下さいね。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です