伊勢神宮

 伊勢神宮の正式名称は、単に「神宮」。皇祖神天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀る「内宮」、アマテラスの食事の世話係り豊受(とようけ)大神を祀る「外宮」と、大きく二つに分けられます。「神宮」は、両宮を中心にした百数社の総称です。「内宮」「外宮」それぞれは、「ないくう」「げくう」と濁らずに読みます。この通称「お伊勢さん」には、

  • なぜ、伊勢に遷宮されたのか?
    最初皇居に祀られていたのが、各地を転々とした後伊勢へ
  • 歴代の天皇が参詣しなかった(出来なかった)訳は?
    持統天皇の行幸後、明治天皇まで1100年以上の空白がある
  • 未婚の皇女が神に仕えた斎王制度とは?
    天皇の名代としてアマテラスに奉仕するため、皇女達が伊勢に送られた
  • 二十年毎にお宮を建て替える式年遷宮
  • 「外宮」先参りの真意は?

 等など、古代七不思議のような謎がいくつもあります。

神域への結界のような、五十鈴川
神域への結界のような、五十鈴川
 他にも「内宮は右側通行なのに、外宮は左側通行とはこれいかに」のような素朴な「?(ハテナ)」も含めると伊勢神宮は、「なぜ、何故、なんで?」のオンパレード。疑問に感じると、納得ゆくまで突っ走ってしまう自分を知っているだけに、こういう場所には「行くのが怖い」のです。

 でもしかし、ドメイン名”アマテラス”を持った時から…、いつかは「行くしかないのかな」とも思っていました。お伊勢さんとは長い付き合いになりそうですから、今回(ウェッブ上で)は気張らずに一般的な紹介に留めることにし、まずは先例にならい「外宮」に先参りいたしましょうか。

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