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西郷どん湯

ドラマを通して維新の偉人達に思いを馳せたこの一年、「西郷どん」が終わってしまいちょっぴり寂しいですね。ドラマの影響もあって先月阿蘇旅行を計画した折、彼の故郷鹿児島にも立ち寄ることにしました。鹿児島、桜島、指宿、どこに行っても西郷どん一色で、その人気の高さを実感するとともに敬愛する対象がいる鹿児島の方々を羨ましくも思いました。市内加治屋町にある彼の生家周辺は「維新ふるさとの道」として整備されています。掃き目も清々しいその道を当時の出来事を読み解きながら辿るのは楽しいものでした。

日当山温泉にある西郷どん像

日当山温泉にある西郷どん像

訪問地の中で特に西郷どんを身近に感じたのは、霧島市にある日当山(ひなたやま)温泉。狩りや釣り、そして温泉が好きだった西郷が最も頻繁に訪れた湯治場だそうで下野後にも逗留しています。国道223号線沿いにある可愛らしいこの像は、近くの天降川(あもりがわ)で釣りを楽しんでいた姿でしょうか。でもその心の内は、向かって右に見える看板に書かれた漢詩「垂釣」の一説「誰識高人別天地:清廉な人の心を誰がわかってくれるだろうか』だったのかもしれません。

隆盛の愛した「西郷どん湯」

隆盛の愛した「西郷どん湯」

像とは国道を挟んで建つ西郷どん村のボランティアの方にお勧めの温泉を聞くと「それはもう西郷どん湯でしょう。ここから歩いて5分ほどですから是非入って行って下さい」と言われ早速行ってみました。壁に西郷どんの似顔絵が描かれた旅館の向かいにある小さな共同浴場がその温泉。入口にその由来が書いてありました。

「西郷どん湯」由来

「西郷どん湯」由来

ここに「(前略)憂国の至情を心に秘め(後略)」とあるように、温泉に入りながらも釣りをしながらも日本の将来のことを考えていてくれたのでしょうね。それを心にとどめいざ入浴。湯舟とカランがいくつかあるだけの小さな浴室でしたが、源泉49.6℃のかけ流しは素敵。少し熱めのナトリウム―炭酸水素塩・塩化物泉(脱衣所の成分表による)でお肌すべすべ系の温泉でした。余り期待していなかったのですが(地元の方ごめんなさい)、由緒も泉質もピカ一です。

西郷どんも同じお湯を楽しんだかと思うと体だけでなく心まで暖かくなるようです。入浴料250円で、石鹸・シャンプー・ドライヤー等はありませんでした。今回は阿蘇に向かう途中で見学した出水の鶴も紹介するつもりでしたが「西郷どん湯」の話でいっぱいになってしまいました。と言うことで、鶴の話は又後日。