二風谷アイヌ民族文化博物館

1日目 : 常日頃から夕張出身の知人に、「アイヌのことが知りたければ二風谷(にぶたに)」と聞かされ続けてきました。その言葉が耳にこびりついていたので、道東へ向かう旅の第一歩はモチロン「平取町の二風谷」。千歳でレンタカーを借り走ること2時間弱、巻貝のような、ユニークな外観の博物館に到着しました。資料によりますとこれは大樹の洞をイメージしたものだとか。
二風谷アイヌ民族文化博物館
大樹の根元の洞(ホラ)をモチーフとした : 二風谷アイヌ文化博物館
 吹き抜けの広々とした館内は、「アイヌ」=人々の暮らし、「カムイ」=神々のロマン、「モシリ」=大地のめぐみ、「モレウ」=造形の伝統、と4つのゾーンに分けらていて、映像ブースでは「丸木舟」「結婚式」「子供の遊び」「アイヌ語会話」なども鑑賞できるようになっています。ゆったりと配置された展示品の間を、渡り鳥のように気ままに見て歩くのも楽しく、久々に博物館にいることを堪能させてもらいました。

展示資料について : 当館の展示資料は、アイヌ文化研究家萱野茂氏が40年以上の歳月をかけ収集された物が基礎になっております。ユーカラの試聴も氏が収録されたものです。当館の設立過程において、氏の多大な功績がありましたことをご紹介申し上げます。

 −館長の紹介文より−


名称 二風谷アイヌ文化博物館
住所 〒055−0101
沙流郡平取町二風谷55番地
(Googleによるこの住所の地図)
(Googleによるこの住所の衛星写真)
電話 01457-2-2892
開館時間等 09:00~16:30
休館日等 12月16日~1月15日は全日休館、
11月16日~12月15日、1月16日~4月15日は月曜休館
入館料等 大人400円、小・中学生150円
その他 萱野茂・二風谷アイヌ資料館との共通割引チケット有り

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