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タイマッサージ
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 ここに一枚の写真があります。チェンマイのタイマッサージ学校の卒業写真です。傷心旅行最初の渡航地、バンコクでの異文化との出会いは衝撃的なものでした。ここで知り合ったイスラエルの若者は「日本には家も仕事も無い」と嘆く私に、「なーんだ、そんなことでクヨクヨしてたの。Yoshiko、世界中があなたの家じゃない」と言ってくれました。

 イスラエル人の放浪の歴史を思えば、それが先祖の記憶として彼らの血肉になっているのもうなずける話で、この言葉は拒絶反応なくスッーと心に入ってきました。
卒業証書を手にした10人の同級生達

卒業証書を手にした10人の同級生達
後方右から、アメリカ人のチャド、マシュー、3人目が私です

 チェンマイのゲストハウスで隣室だったアメリカ人のチャドは、「高校の時日本に留学してました」と言うだけあって、敬語で話しかけてくれるほど日本語が達者。ある日「僕達マッサージの学校に通うつもりですけど一緒に行きませんか」と誘ってくれました。トレッキングやメーサイ観光も終え、退屈していたところでしたのでこちらにも異論はありません。早速翌日から、宿から自転車で10分ほどの小さな学校に通い始めました。

 入ってビックリ、受講生10人の内7人がイスラエル人、それも皆20歳そこそこの若者達です。聞けば彼らは兵役を終え、積立金を手にタイに大挙してやってきているのだとか。ここから露天商などのツテを頼って、日本に渡る人も多いと聞きました。原宿などでアクセサリーを売っているの、彼らかもしれませんよ。

 通学を初めて数日後、いつも昼食を取っていた自然食レストランの人たちと親しくなり、ゲストハウスを引き払って彼らの宿舎に移ったこと。先生の家の新築祝いに全員が招待され、トラックの荷台でお祭り騒ぎをしながら出かけたこと。この写真を見ると、タイ旅行の総てが懐かしく脳裏に蘇ってきます。
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