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札幌周辺
 植物園を出て大通り公園を散策、お昼は近くのラーメン屋さんに入りました。ついで、と云っては失礼ですが、近所だったので時計台にも寄ってきました。ビルの間に取り残された姿は、ちょっと見には絵本『小さなおうち』のようで、今にも悲鳴が聞こえてきそうです。でも近づいてみるとこの時計台、120年という歴史の重みに裏付けされ、周囲にしっかり自己主張しているようでした。 時計台内部は資料館で、建設当時の写真や資料、また時計機械のしくみ(上映時間14分)などで、時計台の歩みを知ることができます。
札幌時計台
札幌、いえ北海道の顔 : 札幌時計台
時計台の歴史

1878年(明治11年) 旧札幌農学校(現北大)の演武場として建設
1881年(明治14年) 黒田清隆の発案により時計台付設(建設当初は鐘楼であった)
1906年(明治39年) 旧校地の南西隅にあたる現在地に移設された。

1970年(昭和45年) 国指定重要文化財となる
1978年(昭和53年) 歴史館として全館オープン(時計台創建100年記念事業)

2001年(平成13年) 時計台運転開始120年をむかえる
現在地保存 : 明治の開拓以来街並みは移り変わり、当時の面影をとどめているのはこの時計台だけとなった。草創期の札幌の息吹を今に伝える時計台を見ると、札幌の歴史を感動を持って実感することができる。 このような歴史的経緯を踏まえて市議会は、1966年(昭和41年)に「現在地における永久保存」を決議した。

電話011-231-0838
開館時間等09:00〜17:00
休館日等毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)
年末年始(12月29日〜1月3日)
入館料等大人200円 小・中学生無料
黒田清隆関連参考書籍

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