カテゴリー

 

2023年4月
« 11月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

これまでの今日この頃

知人のサイト


チョモランマBCへの旅(2000年版)

山の友がまた一人、入院先の病院で亡くなりました。大町山岳博物館創立50周年記念の2000年、一緒にチョモランマBCまで行った「友の会」の仲間です。見舞い用に作った「BCへの旅」。個人用だったのを一部編集し直し一昨日facebookにアップしましたが、見られない友が多いとわかり急遽こちらにも載せることにしました。内容はfacebookと同じです。

チョモランマBCへの旅(3分8秒)

地名、寺院名、標高等は「友の会」報告書に準じました

2000年4月25日 上海空港で最初の集合写真

メンバーの親睦も兼ね、動物園や中国料理を楽しむ

4月26日 チベットの玄関口クンガ空港(標高3570m)

歓迎の白布カタを掛けられ満面の笑み

4月27日 チベット第二の都市シガチェ(標高3836m)

中心は巨大な僧院 タシルンポ寺

4月28日 サキャ南寺の望楼(標高4200m)

徐々に標高が上がり、全員が高山病予防薬を飲む

4月29日 パン・ラ(峠)から観たヒマラヤ山脈(標高5150m)

初めてチョモランマの勇姿を拝む

4月29日 高山病に苦しめながらも14人のメンバー全員で、

チョモランマBCに立つ(標高5250m)

4月30日 チベット第三の都市ギャンツェ(標高3950m)

白居寺(パンコル・チョーデ)見学、1週間ぶりに風呂に入る

5月1日 帰路立ち寄ったヤムドク湖(標高4441m)

「トルコ石の湖」と言う意味だそうですが、曇天でちょっと残念

5月2日 旅の最後はチベットの首都ラサ(標高3650m)

高山病の怖れからも開放され、ポタラ宮見学や買い物を楽しむ

亡くなったS君の祭壇には、MTBで峠を下った時の写真

20年前のチョモランマBC行きを見直すきっかけとなったS君の急逝。お天気とメンバーに恵まれ、彼だけでなく私にとっても貴重な旅だったのだと改めて感じました。それだけに今のチベットがどのような状況なのか、知りたいような知りたくないような複雑な気持ちになってきます。チベットの事をもっと知りたくなった方、『セブン・イヤーズ・イン・チベット』や『クンドゥン』等のDVDはお薦めです。現在はともかく、過去にどんなことがあったのかを知る手がかりにはなると思います。最後に、S君のご冥福をお祈りいたします。

 

 

ハヤブサ君の狩り失敗

Facebook全盛ですっかりご無沙汰してましたが、先日桜坂劇場市民大学の「野鳥観察講座」で訪問した金武町で興味深い画像が撮れましたので久しぶりにアップします。

獲物を見つめるハヤブサ:金武町(沖縄)田芋畑の用水路

獲物を見つめるハヤブサ:金武町(沖縄)田芋畑の用水路

沖縄では田芋で有名な金武町は、探鳥地としても又有名です。ここの水路の土手で人が近づいても逃げもせず、ウロウロと動き回っているハヤブサを講師の先生が見つけました。どうやら仕留めた獲物が用水路に落ち、どう引き上げようかと思案中のようです。車を停めて観察すること10分、

獲物に飛びついたハヤブサ

獲物に飛びついたハヤブサ

意を決したように獲物に飛びついたので、このまま引き上げるかとカメラを回し続けましたが、、、、、、、さてその顛末は動画にて御覧ください。

マヌケなハヤブサの動画

美ヶ原と立山

美ヶ原、美しの塔

美ヶ原、美しの塔

尾崎喜八が「美ヶ原熔岩台地」で『登りついて不意にひらけた眼前の風景にしばし世界の天井が抜けたかと思う』と讃えた美ヶ原高原。実は山荘の北向きベランダからは正面に美ヶ原が望めるのです。毎日のように眺めていながら中々足を延ばせなかった高原に、梅雨の合間を狙って出かけてきました。

白樺湖の向こう、右手奥に見えている台地が美ヶ原

白樺湖の向こう、右手奥に見えている台地が美ヶ原

我が家からは眼下に白樺湖、左手に車山、ほぼ正面に美ヶ原が望めます。そしてお天気が良い時だけ、中央奥には白い山が観察できるのですが、長いこと山名同定ができずにいました。ところが先月大町の友人に写真を見せたところ「立山ではないか?」とヒントをもらったのです。立山と言えば富山県にある山岳信仰のメッカ、日本三霊山の一つです。最初は「そんな遠い山が?まさか!?」と思ったのですが、方角的には合っています。それなら美ヶ原に行けば確認できるはず、と出かけることにしました。

山本小屋でもらった散策マップ

山本小屋でもらった散策マップ

白樺湖からはビーナスラインを通って山本小屋付近に車を停め、「いざ出発」。標高2000mの台地上にある散策路、この日は美しの塔を通ってアルプス展望コースで王ヶ鼻に行き、帰路は王ヶ頭経由で駐車場に戻る、と言ったルートをとりました。

右手に見えている重量感のある山塊が立山です

右手に見えている重量感のある山塊が立山です

美しの塔付近からは穂高~槍~常念岳といった北アルプスの山並みが望めましたがその北側、実見して確かめたかった山々は雲に隠れて見えません。でも雲の流れが速かったので「もしかしたら」と牧場の柵にもたれて待つことしばし、やっと撮影できたのがこちらです。中央の雪山ではなく右手に見えているどっしりとした山塊が立山、その手前の尖ったピークが針ノ木岳と思われます。

山荘から見た立山

山荘から見た立山

では山荘から見た山と形を比べてみましょう。白樺湖の写真中央部分をアップで撮ったのがこちらです。2000mの美ヶ原とは標高差400mありますので、針の木岳とのバランスがやや異なりますが確かにこれは立山ですね。これで30年来の疑問が解けました。それにしても直線距離で70㎞も離れている富山県の山が、途中の障害物を上手く避けて見えるなんて「奇跡!!」。

王ヶ鼻からの展望

王ヶ鼻からの展望

アルプス展望コースは道中も素晴らしかったのですが、美ヶ原台地の突端に位置する王ヶ鼻からの眺めはまた格別。眼下には松本平が広がり、正面には北アルプスの山々が聳えています。右手、白雲がかかっているやや左が槍ヶ岳ですから、この時刻には立山方面は全く見えなくなっておりました。あの時待った甲斐があったというものです。

美しの塔にはめ込まれた「美ヶ原熔岩台地」の詩プレート

美しの塔にはめ込まれた「美ヶ原熔岩台地」の詩プレート

最後に、美しの塔にはめ込まれた「美ヶ原熔岩台地」をご紹介しておきます。カタカナ交じりの日本語で(しかも反射していて)ちょっと読みにくいのですが、昭和の香りを感じながら読んでみて下さい。

 

遥けき大町

思いがけない人から連絡をもらったのは昨年の事。長野県大町市にある山岳博物館友の会で一緒だったAさんからで、今年創立40周年を迎えた友の会会報誌『ゆきつばき』に何か寄稿して欲しいとの依頼だった。創立20周年記念の「チョモラ [...] . . . → 続きを読む: 遥けき大町

野鳥観察会in館山野鳥の森

知人から「最近アップしていないけど元気?」と連絡もらってしまいました。プーケットでのダイビングやシンガポール等、国内外を元気で歩き回っておりますが、どこに行っても連れ合いがリアルタイムでFacebookに投稿。それがほぼ [...] . . . → 続きを読む: 野鳥観察会in館山野鳥の森

年賀状2019

明けましておめでとうございます。12月のうちに年賀状を考えるのがどうも苦手で、いつも年が改まってから作ることにしています。今年のテーマは未定でしたが、干支が「亥」と言うことでヤンバルで遭遇したリュウキュウイノシシをまず思 [...] . . . → 続きを読む: 年賀状2019

西郷どん湯

ドラマを通して維新の偉人達に思いを馳せたこの一年、「西郷どん」が終わってしまいちょっぴり寂しいですね。ドラマの影響もあって先月阿蘇旅行を計画した折、彼の故郷鹿児島にも立ち寄ることにしました。鹿児島、桜島、指宿、どこに行っ [...] . . . → 続きを読む: 西郷どん湯

読谷散歩

2週連続で読谷村の散策に行ってきました。14日は放送大学「旅の会」の「読谷山間切(ゆんたんざまぎり)の歴史散歩」、昨日21日は沖縄ウォーキング協会主催の「比謝川の景観と遺跡を巡るウォーク」です。間切とは琉球王国時代の行政 [...] . . . → 続きを読む: 読谷散歩

地震直後の北海道旅行

地震から3週間が過ぎほぼ日常生活が戻ったと報じられている北海道ですが、観光客の落ち込みに苦慮しているとのニュースも流れ気になってしかたありません。実は、地震直後の北海道を旅行してきたばかりだからです。政府も明日10月1日 [...] . . . → 続きを読む: 地震直後の北海道旅行

裏真栄田ビーチ

4年前に居を移してから初めて、7月8月を沖縄で過ごしています。7月末からお盆明けまで来客が連続したからで、先週までは民宿のおばさん状態で1日数回の洗濯に明け暮れていました。「暑い夏」と言っても今年の沖縄は概して本土より気 [...] . . . → 続きを読む: 裏真栄田ビーチ