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読谷散歩

2週連続で読谷村の散策に行ってきました。14日は放送大学「旅の会」の「読谷山間切(ゆんたんざまぎり)の歴史散歩」、昨日21日は沖縄ウォーキング協会主催の「比謝川の景観と遺跡を巡るウォーク」です。間切とは琉球王国時代の行政区分で現在の市町村にあたるそうです。

「日本一人口の多い村」としても知られる読谷村は我が家から車で30分ほど。何度も行ったことはある地域とはいえ、残波岬や座喜味城といった有名観光地しか知りません。14日の講師は郷土史家伊敷氏で、ガイドブックにはない話が沢山聞けて充実の1日となりました。

阿麻和利の墓の前で熱く語る伊敷先生

阿麻和利の墓の前で熱く語る伊敷先生

琉球王国時代の役所跡、「喜納番所」からスタートした歴史散歩。尚巴志(第一尚氏王朝の二代目で、1429年琉球で初めて統一王朝を成立させた)の墓~勝連城主阿麻和利の墓~琉球三線の開祖を祀った赤犬子宮~残波岬~渡久地泊グスク~比謝橋と巡りました。尚巴志王の墓は嘉手納弾薬庫地区にありますが、「黙認耕作地」とされ一般でも通行可能だそうです。

伊敷先生の知識は豊富で移動の車中でも読谷の歴史を熱く語ってくれました。中でも印象的だったのは「この地域は古代通貨タカラガイの積出港として栄えていました。タカラガイの古語カリーと場所のナが合わさり、タカラガイ集積地の意味を持つカリーナが転化して嘉手納(カデナ)になったんですよ」と言う説明です。後は「沖縄の地名は薩摩が適当に漢字を当てはめた物が多いから漢字に惑わされないように」と言われたことでしょうか。アイヌ語に漢字を当てた北海道の地名と通じるものがあり記憶に残りました。

比謝川ウォークマップ

比謝川ウォークマップ

21日は比謝川ウォーク。イオン読谷店をスタートして最初の史跡が、前週最後の訪問地だった比謝川の吉屋チルー歌碑でした。『沖縄本島一流域面積が広い』比謝川ですが、58号線に架かる橋から見ると左程の川幅はありません。歌碑はこの橋のたもとに建っています。

吉屋チルー歌碑

吉屋チルー歌碑

吉屋チルーは17世紀に生きた琉歌の歌人。8歳で那覇の遊郭に売られた時「うらむ比謝橋や 情け無いぬ人の わぬ渡さともて かけておきやら」と詠んだとされます。「私を渡そうと思ってこの橋を架けたのでしょうか、比謝橋を作った人が恨めしい」と言った意味のようです。

吉屋チルー歌碑解説文

吉屋チルー歌碑解説文

ここからは「比謝川に沿った遊歩道を歩くコース」のはずでしたが、遊歩道は「落石の危険があるため閉鎖」でしたし、閉鎖区間を迂回して降りる階段も倒木のため通行不能の状態。先月末の台風24号と思われますが、その後始末がまだまだ終わっていないようですね。

倒木で通せんぼされていた階段

倒木で通せんぼされていた階段

道具がないと無理かと思われた倒木の除去ですが、先頭集団が奮闘してくださったおかげで何とか人一人なら通れる空間が確保できました。一人ひとり慎重に通過して、数十名の参加者全員が川べりまで降りることができました。この後もう1か所「通行禁止」の場所があって幹事さん方は右往左往で大変なようでしたが、いつもと違ったウォーキングに皆さん生き生き、こんなハプニングもたまには良いものですね。

比謝川遊歩道を行く

比謝川遊歩道を行く

ここからは比謝大橋を渡って浜まで歩き、先週も見学した渡久地泊グスクと今帰仁按司丘春の墓を回ってスタート地点に戻りました。今日は6.5キロコースだったのですが、迂回や右往左往がありましたからもう少し歩いた気がします。倒木対策に時間がかかったせいか到着が予定より大幅に遅れ、いつもは全員で行う整理体操は中止で五月雨解散となりました。幹事の皆さんお世話様でした!

地震直後の北海道旅行

地震から3週間が過ぎほぼ日常生活が戻ったと報じられている北海道ですが、観光客の落ち込みに苦慮しているとのニュースも流れ気になってしかたありません。実は、地震直後の北海道を旅行してきたばかりだからです。政府も明日10月1日から「北海道復興割」の支援策を表明しています。『観光客の宿泊代金を1泊当たり最大2万円補助すること』等を柱とした対策です。

ただ災害時はお上のお達しより、風評や口コミの方が早く隅々まで伝わるもの。だから風評被害は怖いのです。で今回は、地震発生の4日後に訪問した北海道旅行の様子をお伝えし北海道へのエールにしたいと思います。

有珠山展望台からの洞爺湖と昭和新山

有珠山展望台からの洞爺湖と昭和新山

スリランカの知人を沖縄に迎えたのは今月5日。北海道は「沖縄以外の日本も見てほしい」と前々から旅行計画を立てていた場所です。ところが、到着2日後に地震が起こったのです。他の地域への振替えも考えましたが、話し合いの結果「こんな時こそ行ったほうが良い」と決まり、内心は不安いっぱいで飛行機に乗りました。

初日の宿泊先は支笏湖休暇村。事前のやり取りで「食事は用意できないかもしれません」と聞いていたのでスナック菓子など非常食を持ち込んでいましたが、「今夜から通常メニューを提供できます」とのことでホッとしました。翌日訪問した昭和新山と有珠山は晴天で快適。でもトウキビを売っていた方によると「観光バスのキャンセルが多くて客が少ないんだよ。ここは大丈夫なのにね」と残念そうでした。

ライトアップなしの小樽運河

ライトアップなしの小樽運河

2日目の宿は小樽です。ホテルで聞くと「停電が40時間も続き大変でした」とのことでしたが、前日から通常営業開始だったそうです。宿の裏手にある小樽運河もライトアップ自粛中でしたし、近くのビアホールも客がほとんどいなくて開店休業状態。ちょっと寂しい気もしましたが、観光協会のサイトによると「15日からは再開」となっていますから多分今は大丈夫。

日本の渚百選にも選ばれた島武意海岸

日本の渚百選にも選ばれた島武意海岸

3日目は積丹半島ドライブです。神威岬と余市のウィスキー工場見学後に札幌に向かう予定で出発しましたが、途中で「日本の渚百選」と言う看板を見つけ寄ってみました島武意海岸。沖縄の海もきれいですが、こちらの水の色も又格別。透明度が高くてきれいでしたね。札幌住まいの兄から「札幌では乳製品が不足しているからソフトクリームは食べられないかも」と聞いていましたが、ここのレストハウスでは食べられました!

水無立岩の向こうに見えているのが島武意海岸のある積丹岬

水無立岩の向こうに見えているのが島武意海岸のある積丹岬

お次が神威岬。駐車場から起伏のある尾根道を30分ほど歩かなくてはいけないのですが、招待したUBさんは見ただけでギブアップ。私達だけで岬に向かいました。途中の展望は素晴らしいもので、ここは岸壁下部にある念仏トンネルが見通せるビューポイント。先ほど立ち寄った積丹岬も遠くに見えています。

神居岩

神居岩

神威岩はYH利用で全国を歩いていた時にも訪問しているのですが、その時は確か尾根道ではなくあの真っ暗な念仏トンネルを抜け海岸沿いに歩いたと思うのですが・・・・。記憶が定かではありません。さて、シャコタンブルーの海に聳える神居岩、何回来て見ても神々しくて心が洗われますね。駐車場まで来ていてこれを見ないなんて、「仁和寺の法師」のようです。

札幌駅近くのコンビニ店内

札幌駅近くのコンビニ店内

余市のウィスキー工場見学を楽しみにしていたのですが、連絡してみると「地震で一部施設に被害がでたため14日まで見学はできません」とのこと。残念ですがこればかりは仕方ない、少し早めに札幌に向かいました。ここまでほとんど地震の影響を感じずに旅行を続けてきましたが、駅近くのコンビニ店内はほとんど品物がありませんでした。翌日別のコンビニに寄るとこちらは品数も多く、被害状況を尋ねてみると「今夕から正常の配送になりますからもう大丈夫です」とのこと。日を追うごとに地震から立ち直っている様子がコンビニの店内からもうかがえました。

3階のレストラン街閉鎖中の新千歳空港

3階のレストラン街閉鎖中の新千歳空港

4日目は札幌市内、5日目は旭川まで走って旭山動物園を見て歩きました。動物園での地震被害はほとんどなかったそうですが、ここでも観光客が少ないのが気になりました。人気のペンギン館もホッキョクグマ館もアザラシ館も、もぐもぐタイムですら最前列で見ることができる。人が少ないのは見学者にとって有難い一面もありますが、やはりここは混雑してないとな、って思ってしまいました。

最終日の6日目の富良野からは観光をせず、無事の旅行終了を祝おうとひたすら空港を目指しました。ところがところがです。『商業エリアの消防施設の障害修復に時間を要するため』で3階のレストランエリアは閉鎖中。それでも21日以降は順次再開されているそうですので、政府の「北海道復興割」を利用してお出かけ下さい。

さよなら北海道!

さよなら北海道!

出会った方々に「こんな時に来てくれてありがとう」と感謝され、お天気にも恵まれた今回の北海道旅行。さようなら、そしてありがとう。北海道の方々も皆さんを待っています、旅行しに出かけてくださいね!!

 

 

 

裏真栄田ビーチ

4年前に居を移してから初めて、7月8月を沖縄で過ごしています。7月末からお盆明けまで来客が連続したからで、先週までは民宿のおばさん状態で1日数回の洗濯に明け暮れていました。「暑い夏」と言っても今年の沖縄は概して本土より気温が低く、娘たちは「沖縄に避暑に来た」と言っておりました。

干潮の裏真栄田ビーチ

干潮の裏真栄田ビーチ

3週間で同行しました場所は、瀬底島、美ら海水族館、金武町のキャンプ場、水納島シュノーケリングツアー、海洋博公園の謎解きアドベンチャー、図書館etc.と盛りだくさん。中でも気に入り何度か足を運んだのは裏真栄田ビーチです。青の洞窟で有名な真栄田岬から徒歩5分。売店もトイレ・シャワーもないのですがその分静かで、シュノーケリングを始め磯遊びには最適な海岸です。

巣穴(?)から顔をだすニセクロスジギンポ

巣穴(?)から顔をだすニセクロスジギンポ

リーフで囲まれたビーチは波も穏やかで、真栄田岬が遊泳禁止になった場合はここでダイビングの講習も行われていました。3回目の訪問だった昨日はリーフまで歩いていけそうな干潮で、タコを捕るお母さん方も見受けました。写真は巣穴から顔を出すニセクロスジギンポです。

ひょうきんな顔をしたヤエヤマギンポ

ひょうきんな顔をしたヤエヤマギンポ

干潮ですと所々に岩礁が顔を出しシュノーケリングはしにくいのですが、その分魚たちを近くで見られます。この日は今まで気づかなかった海底付近にいる魚や穴に潜んでいる魚も観察することができました。こちらのヤエヤマギンポは体色は地味ですが、よく見ると目の周りの色や頭上の皮弁がお化粧したみたいで可愛らしい。下半身の側線に沿った青色班もお洒落ですよ。

砂底に穴を掘っていたサラサハゼ

砂底に穴を掘っていたサラサハゼ

口で砂を咥えては吐き出し、巣穴作りをしていたのはサラサハゼ。写真では体色が黒っぽく見えますが、個体により『色彩は変異に富み』、その名は『緑褐色のような縦帯が更紗模様に似ている』ところから来ているそうです。

体側の青色班が特徴のスミツキトノサマダイ

体側の青色班が特徴のスミツキトノサマダイ

この日は本当に見られる魚の種類が多くて目移りしてしまうほど。最初はどれも同じに見えていた水族館等でお馴染みの熱帯魚、チョウチョウウオ科の魚たちも写真に撮って図鑑で調べてみると色合いや模様、斑紋が微妙に違います。間違い探しのようなニラメッコ作業で、こちらは『青色班が特徴』のスミツキトノサマダイと同定できました。

ご紹介した以外にも『日本産ダツ科の魚で一番細い』ヒメダツ、『タツノオトシゴの仲間』のヨウジウオ、『虫食い模様のある』アミアイゴ等々観察できましたが、見た途端に「ギョギョ」とした本日のトップは、『トゲに猛毒がある』海の危険生物ミノカサゴです。トンネル状になった穴の奥にユラユラ漂う美しい2個体を見た時は、写真を撮るより離れることを考えてしまいました。結局数枚撮った写真はどれもピンぼけで残念無念。次回を期します!

アカゲラの子育て

我が家にもほど近い林の中で、知人がアカゲラの巣を見つけたのは2週間ほど前のこと。翌日一緒に出掛け、巣穴にエサを運ぶ親鳥の姿を確認しました。あれから10日、カモフラージュテントの中で2時間粘って幼鳥と親鳥、一緒の姿を撮影することができました
幼鳥に給餌するアカゲラのオス

幼鳥に給餌するアカゲラのオス

この日は2時間で3回しか親がエサを運ばず、巣穴から顔を出しては親を呼ぶ幼鳥の姿ばかりが印象に残りました。翌日、翌々日と観察に出向きましたがアカゲラの気配がなかったことから、この日が巣立ちの日だったのかもしれません。 動画をYoutubeにアップしましたのでご覧ください。巣立ち間近のアカゲラ

恐竜博物館

念願だった福井の恐竜博物館、行ってきましたよ。1週間前の富山行では糸魚川経由でしたが、今回は平湯峠を通って高山~白川郷を回り、能登へと抜けました。和倉温泉に着いたのは日没間近、この付近で泊まることも考えたのですが、輪島近くの道の駅「千枚田ポケットパーク」まで夜道を走りここで車中泊。何故なら、この景色が見たかったからです。

白米千枚田の朝焼け

白米千枚田の朝焼け

「夕焼けがだめなら朝焼けを」の考えがドンピシャと当たり「ヤッター!」の気分。景色を堪能した後は輪島に戻り朝市見学しましたが、ここで自転車後部に「北海道」と書いている方に出会い思わずお声をかけてしまいました。聞けば定年退職後自転車で日本を回っているそうで、今回の目的地は沖縄なのだとか。連絡先の交換をしましたが、さて無事沖縄で再会できるでしょうか。

いざ恐竜の世界へ:展示室へのアプローチ

いざ恐竜の世界へ:展示室へのアプローチ

 3日目に恐竜博物館に行くつもりでしたが、「野外恐竜博物館」の予約は「2日前まで」と判り予約をいれ直したため訪問は4日目に持ち越しとなりました。「野外恐竜博物館」は後でご紹介しますが、まずは本館見学。恐竜の世界のへのアプローチはこちらのエスカレーターです。

恐竜博物館館内

恐竜博物館館内

館内は「恐竜の世界」「地球の科学」「生命の歴史」の3つにゾーン分けされていますが、やはり圧巻は44体の恐竜全身骨格やジオラマ、福井県で発掘された恐竜が展示された「恐竜の世界」ですね。詳細は博物館サイトにお譲りして、福井で恐竜が発掘されたその現場へ行ってみましょう!

世界で4点しかないと言う「恐竜出没注意!」の標識

世界で4点しかないと言う「恐竜出没注意!」の標識

「野外恐竜博物館」見学は専用バスによるツアー形式で予約制。所要時間は約2時間(バス往復約1時間、発掘現場見学と化石発掘体験1時間)で料金は一般1200円でした。博物館を出た専用バスはやがて「一般車進入禁止」の山道に入り、そこには「世界にここしかない」と言う標識がこちら、描かれているのはフクイベナートル・パラドクサスです。

天然記念物に指定されてしまった発掘現場

天然記念物に指定されてしまった発掘現場

発掘現場は手取層群北谷層と呼ばれる地層で、恐竜の骨化石以外にもワニ、カメ類の化石や足跡化石なども見つかっていると説明を受けました。隣接する展示場ではその一部を見ることができます。

発掘された恐竜たち(野外恐竜博物館パンフレットより)

発掘された恐竜たち(野外恐竜博物館パンフレットより)

この現場で発掘され学名が付けられたのは、フクイサウルス・テトリエンシス、フクイラプトル・キタダニエンシス、フクイティタン・ニッポネンシス、コシサウルス・カツヤマ、フクイベナートル・パラドクサスの5種。

発掘現場の解説板

発掘現場の解説板

現地説明と展示場案内の後は化石発掘体験広場に移動しました。ここには発掘現場で掘り起こされた石がが並べられています。ハンマーとゴーグルを渡されて、この石を実際に叩くことができるのです。時間が短すぎ何も見つけられませんでしたが、この野外恐竜博物館は絶対のお勧め。訪問予定日が決まったら、何はともあれ予約だけはしておきましょう!

海王丸総帆展帆

先週末富山方面にドライブ旅行に出かけました。初日は糸魚川のフォッサマグナミュージアムと滑川のホタルイカミュージアムを見学し、新湊の海王丸パークまで走るつもりでしたが、大町で山岳博物館付属園に寄り、フォッサマグナミュージアムをゆっくり見学、していたら既に4時。滑川に着いた時にはホタルイカミュージアムは閉館していました。

新湊海王丸パーク

新湊海王丸パーク

5月下旬まで生きたホタルイカが見られるということなので、ここはどうしても押さえたい。と言うことでこの日は隣接する道の駅で車中泊し翌朝一番で入館しました。受付で「今年は漁獲高が少ないため、ホタルイカの生体展示は明日までになります」と言われ、「やったね」とほくほく顔で見学し新湊に向かいました。海王丸パークは想像より広々としていて、6年前に開通した新湊大橋とのツーショットもバッチリです。

総帆準備中のボランティアさん達

総帆準備中のボランティアさん達

予定ではこの日能登半島の和倉温泉に向かうつもりでした。しかし、しかしです。「明日海王丸の総帆展帆がありますよ」と教えられ心はグラグラ。結局、「こんな機会は滅多にないから」と温泉は諦め今日も近くの道の駅で車中泊。翌朝10時に公園に行ってみると、ボランティア船員さん達がマストに登り帆を張る準備を始めるところでした。

すべての帆を張り終えた海王丸

すべての帆を張り終えた海王丸

作業開始からほぼ1時間、すべての帆を張り終えた海王丸は例えようもなく優雅な姿になりました。車中連泊はきつかったけれど、総帆の海王丸が見られたので満足です。予定が大幅に狂ったため能登半島は次の機会に譲り、飛騨高山経由で山荘に戻りました。

さて、「続きはいつ行こう」と戻った時から考えていました。天気予報で「来週中頃には天気が崩れ、梅雨入りの可能性もある」と報じていたので、急遽明日から出かけることにしました。今回の最終目的地は福井の恐竜博物館、それ以外は予定なしの旅行です。では行ってきます!

草間彌生展

娘孫達と連休を楽しむべく、先月末から白樺湖に来ています。総勢12人と過ごしたにぎにぎしくも慌ただしい4日間の後、一山越えて松本市美術館に行ってきました。ローカルニュースで報じていた「草間彌生展」を見るためです。

草間彌生展in松本市美術館

草間彌生展in松本市美術館

『草間彌生は1929年松本市生まれ。1950年代後半にアメリカに渡って「無限の網」シリーズをきっかけに前衛芸術家として認められ、1973年に帰国してからは東京を拠点として芸術活動を展開している』パンフレットより抜粋

美術館前の巨大なオブジェは「幻の華」

美術館前の巨大なオブジェは「幻の華」

始めての山道に手間取り、予定の9時から30分も過ぎてしまいましたがまだ混雑はしていません。美術館前には巨大なオブジェ「幻の華」が怪しげな香りを放ち、建物自体も草間ドットに彩られて来館者を魅惑的に会場へと誘います。

ヤヨイちゃんとトコトンのお出迎え

ヤヨイちゃんとトコトンのお出迎え

チケットブースを抜けると、ヤヨイちゃんとトコトンが出迎えてくれています。この階段や展示室内につけられたヤヨイちゃんとトコトンの足跡を辿っていけば、展示をくまなく鑑賞できるという趣向です。3階の第一会場では、合わせ鏡や光を使ったインスタレーション作品やNY時代の代表作「無限の網」、立体作品などが展示されていて、その多彩な作品群は見る人を無限の草間ワールドに引き込み刺激的でした。

「わが永遠の魂」シリーズ室

「わが永遠の魂」シリーズ室

展示室内の撮影は禁止ですが、唯一撮影可なのが第2会場にある「わが永遠の魂」展示室です。『2009年の取組からすでに550枚を超えた』シリーズの内、60枚ほどが展示されています。

かぼちゃのキッシュ

かぼちゃのキッシュ

観賞を終え外に出るともうお昼。せっかくなので別棟にあるカフェ・レストラン「ビストロ・サンチーム」で、草間彌生展開催中だけの期間限定メニュー「かぼちゃのキッシュ」を頂きました。中々のお味でしたよ。

中庭に置かれた「大いなる巨大な南瓜」

中庭に置かれた「大いなる巨大な南瓜」

草間彌生と言ったら水玉とカボチャ、水玉とカボチャと言ったら有名なのはこちらの作品ですよね。レストランからも見える中庭中央にデンと置かれていますから撮影自由。皆さん思い思いに記念写真を撮っていました。

YAYOIちゃんプラッシュ(人形)とドット柄手ぬぐい

YAYOIちゃんプラッシュ(人形)とドット柄手ぬぐい

展覧会に来たら何か記念品が買いたくなるものです。カボチャの置物が欲しいとミュージアムショップに行ってみましたが・・・・・、あるにはあったもののこれが2万円を超す高値でとても手が出せません。で止む無く、ドット柄の手拭いと松本限定というYAYOIちゃんプラッシュ(マスコット・キーチェーン)で我慢することにしました。

 

クロウミガメの交尾

中学の同級生が2人、沖縄に遊びに来ました。これまで数回の同窓会で会ったことがあるものの、行動を共にするなんて卒業以来?十年ぶりのことです。三者三様に年を重ねてはいるものの会ってしまえば昔のまんま、中学時代の名前で呼び合っていました。

美ら海水族館 黒潮の海大水槽

美ら海水族館 黒潮の海大水槽

到着日の夜はアメリカンビレッジの居酒屋「北谷御殿」で、旧交を温めながら滞在中の観光予定を決めました。沖縄に来たら「美ら海水族館は外せないでしょう」と言うことで、16日に引き続きまたまた水族館に行ってきました。こんな場合でも、年間パスポートがあるから安心です。

クロウミガメの交尾

クロウミガメの交尾

この日のトピックはクロウミガメの交尾を目撃したこと。ウミガメ館の小水槽で2頭が追いかけっこのような変な泳ぎ方をしていたので、「おかしいな?」と観察していたら、急に1頭がマウントして交尾を始めたのです。これは珍しいと少し動画も撮ったのですが、ちょっと生々しかったのでここではパス。地上に出て上から撮影したのがこちらの写真です。

クロウミガメ水槽

クロウミガメ水槽

水槽横の案内板には『2017年5月、初めての交尾確認。2017年8月、飼育下では世界初のクロウミガメの赤ちゃん誕生』とありました。赤ちゃん誕生を昨年の海洋博公園ニュースでは『2017年5月24日交尾を確認。2017年6月25日初産卵を記録。6月から8月にかけて5回の産卵を行い、計262個の卵を産出。8月27日に初めて孵化を確認』と報道しています。これから計算すると今年は。来月下旬に産卵行動、7月から8月にかけて赤ちゃん誕生が見られそうですね。

図書館で読んだある本には『オスは前肢にあるかぎ状の爪でメスの甲羅をつかみ、交尾中は自分では泳がずメスに任せっる』とありましたが、水族館のオスもその通りの動き(自力では動かない、と言う動き?)をしていました。

美ら海水族館の珍魚

土曜日は埋蔵文化財センター現地説明会で首里高校に行って中城御殿の発掘現場を見学し、日曜日には沖縄ウォーキング協会の定例会で雨の伊計島を歩き、昨日は珍魚を見に美ら海水族館まで走り、と3日連続の野外活動。流石に疲れも出てきたので今日の雨は、「休養を強いる点の恵み」のように感じています。

さて、どんな魚か早く知りたい皆さん、美ら海だよりに紹介されていたのはこちらの魚、ヒメクサアジです。

美ら海水族館初登場の珍魚ヒメクサアジ

美ら海水族館初登場の珍魚ヒメクサアジ

『名前にアジとついていますが、アジの仲間ではなくアカマンボウ目(もく)という、リュウグウノツカイなどが含まれるグループに属しています。大きくなると全長30cmを超えますが、今回搬入されたのは全長7cmほどの小さな個体、(中略)沖縄周辺では水深175-220mという深海から見つかっています』。一見普通の熱帯魚にも見えますが、美ら海水族館で初めて展示される珍魚なんだそうです。サンゴ礁への旅個水槽で見ることができますので、見学予定の方はお見逃しなく。

水深150~230mに生息するコトクラゲ

水深150~230mに生息するコトクラゲ

お次も美ら海だよりでその存在を知ったコトクラゲ。『水深150-230m付近に生息するクシクラゲの仲間。サンゴの枝などに付着して生活する』生物だそうで、何ともユニークな形状をしています。

水槽の中はオブジェのよう

水槽の中はオブジェのよう

その姿だけでなく色もまた多彩で、黄色、白色、ワインレッド、薄紫の個体がユラユラと揺れる様はまるでオブジェです。『体が非常に柔らかく採集が困難なため、展示の難しい種類でしたが、当館では無人潜水艇(ROV)を使って採集できるようになりました』と書かれているようにこちらも希少種だそうです。「深海の小さな生き物」コーナーで展示中ですよ。

世界一縦に長い花を咲かせるゾウコンニャク

世界一縦に長い花を咲かせるゾウコンニャク

さてさてお次は、美ら島財団のHPで『世界一縦に長い花(仏縁苞)を咲かせるゾウコンニャクが間もなく開花』と紹介されていたこちらの植物。『1年かけて咲いた花には強烈な匂いがあり、ハエやコガネムシ類などを引き寄せます』とあります。興味津々で熱帯ドリームセンターまで出向いたのですが、ご覧のようにまだ蕾状態で『臭い』匂いはしていませんでした。

開花予想(見頃?)は今週末か来週だそうですので、怖いものが見たい方は是非ドリームセンターまで足をお延ばし下さい。

やんばるでジャズ

8日の日曜日、知人に誘われ「MJOジャズフェスティバルinよんな~館」に行ってきました。よんな~館とはやんばる国頭村(くにがみそん)与那にある交流拠点施設のこと。与那地区は人口約200人の小さな集落で、中心部にはヤンバルクイナの植え込みが訪問者を迎えてくれていました。

巨大なヤンバルクイナ植え込みのお出迎え

巨大なヤンバルクイナ植え込みのお出迎え

時が止まったように静まり返った集落に、突如として響くジャズの調べ。MJOとは「メディカル ジャズ オーケストラ」の略で、文字通りお医者様たちが中心となったジャズバンドです。この日の演目は♪真珠の首飾り、♪アメリカン・パトロールから♪涙そうそうまで全11曲、そしてアンコールで数曲を演奏してくれました。

MJOによるジャズコンサート

MJOによるジャズコンサート

合間に知花代表の軽妙なおしゃべりで、曲、楽器、メンバーが紹介されます。「本日集まった皆さんは運が良いですね。先日の大相撲地方巡業のような心配はいりません。どなたが倒れても直ぐに心臓マッサージして差し上げられますので安心してコンサートをお楽しみください」には会場大うけ。集まった200名ほど(主催者側発表?)の観客からやんやの喝さいを浴びていました。

イシガケチョウ

イシガケチョウ

1時間ほどのコンサート終了後に水が豊富な集落のそぞろ歩きしましたが、蝶の種類が多いのには驚きました。特に沢沿いではアゲハチョウが群れ飛び、この日だけでもナガサキアゲハ、アオスジアゲハ、モンキアゲハ、イシガケチョウ、ツマグロヒョウモン、モンシロチョウ等々の蝶を観察することができました。

羽地ダム周辺で見たイルカンダ

羽地ダム周辺で見たイルカンダ

翌日は県道2号線を利用してやんばる中央部を横断、周辺のダムなどを見学しました。春とあってきれいな山野草に出会うのですが、中でもその形状に驚いたのはこちらの花、イルカンダ。一輪数㎝と結構大き目の花で、それがブドウの房のようにぎっしりと群れ咲き垂れ下がっているのですからかなり迫力があります。名前を調べていてイルカンダが「幻の花」と呼ばれているのを知りました。自生地が限られ開花も不規則なためだそうですが、そんな花を偶然見つけられるなんて、ラッキー。

コゲラ

コゲラ

偶然と言えば、2号線から分かれて林道に入ったところで野生のイノシシの子供2頭が飛び出してきました。先頭君は藪に隠れたものの、もう一頭は進むべきか退くべきか迷って道路中央に立ちすくみ、こちらをじっと見てくれたのでイノシシだとわかったのです。後ろから追い越してきたトラックに驚きすぐ駆け去ってしまいましたが、何とも心温まる出会いでした。

最後は新川ダムで撮ったコゲラです。木を突く音を頼りに探しはじめ、思ったよりずっと近くの木の上にいるのを見つけた時には感激しました。何に出会うかわからない、自然観察って楽しいですね。