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アテネ滞在記/1996〜7
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 始発のバスでアレクサンダーの生誕の都「ペラ」へ。テッサロニキから40分、なだらかな牧草地帯の真ん中でバスを降ろされました。「エッここ?」。起伏のある場所、山や海が迫っているという所に残る遺跡ばかり見てきた目にはあまりにものびやかな風景です。

 この地に生まれたアレクサンダーが、亡父(フィリップ2世)の夢を継ぎペルシア遠征へと出陣したのは紀元前334年。まずトルコに入った彼はエフェス、ミレトスなどの都市を支配下におき、有名なイッソス(現シリアとの国境付近)でペルシア軍と戦い、その後も休むことなくレバノンエジプトヨルダンシリアの諸都市を陥落させ、BC330年ついに大国ペルシアを滅ばします。
市松模様のモザイクと数本の柱はペラの象徴
市松模様のモザイクと数本の柱はペラの象徴
 インダス川まで続いたこの大遠征はBC323年、早すぎる彼の死で終わりを遂げますが、これが東西文化の大交流となり次の新しい文化"ヘレニズム"(オリエントと融合したギリシア風の文化)を育んだのですから、その壮大なスケールにゾクゾクと鳥肌が立ってしまいます。

 この翌週、中東(シリア・レバノン・ヨルダン)行きが決まっていましたので、彼の地に残したアレクサンダーの足跡のことを考えながらこの遺跡を歩いてきました。ですからジェラシュ遺跡(ヨルダン)の博物館で彼のコインを見かけた時、旧友に出会ったような懐かしさを覚えたものです。
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