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|  |  | アテネのパルテノンを凌ぐ大きさというこの神殿の正面玄関には、パルミラにある「ベル神殿」の流れをくむ、という装飾がほどこされています(この写真の反対側)。 
 内戦前、毎年祭典が催されていたというのはその正面玄関広場だそうで、「カラヤンが来て、ボリショイ・バレー団が来て、そう日本からも有名なバレー団が来てたよ。ジョーン・バエズの歌声も良かったな・・・」。早くまたあの感激を味わいたい、とジェスチャー入りで熱っぽく語ってくれたのは地元の自称考古学者氏。彼は柱廊天井のみごとな彫刻に関してもコメントしてくれました。
 |  |  バールベックの顔 : 高さ22mの、ジュピター神殿の大列柱
 
 |  | 神殿向かって右の柱廊に立てかけてある(落ちたまま放置されている)天井、その手前の浮き彫りが「クレオパトラ」。「ホラ、ここに(胸像の下の部分)に大蛇がいて胸元にも小さな蛇を抱えているでしょう。これはクレオパトラの最後を描いているんだ」。そして向こうのが、と隣の巨大な天井のかけらを指差して「アントニウス」。 
 「他の浮き彫りもこの2人?」と聞くと「古代の有名人達さ」とのこと。「どうやって載せたんだろう」と思うほど高い所にあって、彫刻まで気が回りませんでしたが、解説がつくと急に身近に感じられます。興味を惹かれた方、ここへは望遠レンズか双眼鏡を持って来た方が良いですよ。そしてじっくり観察してみて下さい。
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