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ドゥルガー

 「細身の処女」という意味の「ロロ・ジョングラン」という名を持つ美しい娘について、地元ではこんな話が言い伝えられています。

 『父王を殺害した男に結婚を迫られた王女は、「一夜で千の神像(寺院という説もあり)を造れたら」と約束。男は夜明け前に999体を造ったが、彼女の策略で完成にはいたらなかった。それを知った男は怒り、彼女を石像に変えてしまった』。
右手には水牛のシッポ、左手には悪魔の髪をつかんだ「ドゥルガー」像
右手には水牛のシッポ、左手には悪魔の髪をつかんだ「ドゥルガー」像
 その石像がこの「ドゥルガー」像だといいます。こんな伝説と「細身の処女」という名前、そしてその姿態。9年前に見てから忘れられなくて、もう一度会いたいと思っていました。あの時はチラット拝んだだけでしたし、イメージが先行していましたから「美しい」という印象がありましたが、今回じっくり対面しましたらそのおどろおどろしい勇姿にビックリ。

 シヴァ聖堂北面に安置されている女神「ドゥルガー」は、破壊の神「シヴァ」の妻。この像は「水牛に変身した悪魔王の上に乗り、その悪魔王を殺す女神」を表現しているそうで、右手には水牛のシッポ、左手には悪魔の髪をつかんだ姿は「戦の女神アテナ」のように勇ましい。

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