涅槃仏

涅槃仏
涅槃仏
 ルンハットは見るものがないので(?)、結婚式を見学したり木陰のサトウキビ・ジュース屋さんでボーッとしたりと、今までで一番ゆっくりできました。帰路につきバンルンが近づくと、「あー、これでラタナキリともお別れなんだ」と徐々にセンチになってきます。帰る前にジャングルの写真が撮りたくて、「見晴らしの良い場所に行きたい」と頼んでみました。すると連れて行ってくれたのが、ワット・ラタナラムの裏山にあるこの涅槃仏。


 そう期待していなかったのですが、他に高い山もないため周囲が良く見渡せます。町の中心からは空港へ行く十字路を直進、少し走った右手です。カラフルな門が見えてきますのですぐわかりますよ。 頭の方向に見えているのがバンルン・タウン、ですがランドマーク的建物がないので木々に隠れて判りにくい。顔を向けているのがベンサイがあるサン川方面。そして背中側が、2日目に行ったジルコン鉱山七段の滝、そして今日走ってきたルンハット方面、となります。
涅槃仏のある丘
涅槃仏のある丘は良き展望台
こちらは背中側、ジルコン鉱山やルンハット方面が見渡せます
 ガイドさんの勧めるままに、無我夢中でバイクの背にしがみついていた5日間。ここから今まで走り回った大地を眺め、やっと自分がどこにいたのかわかった気持ちになれました。


番外 : 突然ですが、ジルコン鉱山を見学してから記念に宝飾品を買って帰りたくなり、強行軍の合間に町の宝石店を見て歩いていました。研磨に出した原石で指輪を作ってみたのですが、どうしても色(濃い茶色)が気に入らない。

 町に帰ってから宝石店と細工店の間を行き来して、新しいジルコンを購入、出発までに指輪の石を交換してもらうことにしました。

 翌朝市場に受け取りに行き、その仕上がりに大満足。今度は成功です。この間辛抱強く付き合って、交渉事総てを処理してくれたトラに大感謝です。

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