滝見物

 2日間のトレッキング、最後の訪問地は滝でした。こんな場所にも自作の布の売り込みに来るのですから、ゆっくり景色も眺めていられません。この後は、下に見えている川まで降りてランチタイムとなりました。
休憩場所は滝の上
休憩場所は滝の上、こんな場所にも売り子さんはついて来ます
お昼ごはんは下に見えている川岸の村でとりました
 昼食後、「もう一山越える」他の方々と別れ、私共は河を渡ることになりました。「この橋を渡ると、車と電気の世界に戻ってしまう」のかと、ちょっと寂しい。でも帰らないわけにはいきません。写真の上方、山裾に見える車道まで登って帰りのジープを待ちました。


 2003年11月現在、周辺の村々への道路整備が急ピッチで進められていて、この日も度々工事のための足止めにあいました。少数民族に対する政策の三本柱が、『道路整備・病院の設置、そして学校教育の普及』だからだそうです。
帰り道
右手の山麓を2日かけて歩いたのですが、
ジープに乗ると、数十分でサパの町に着いてしまいました
 「次にサパに来る頃には、快適な道路になっていますよ」とガイド氏に言われましたが、道路が整えば村の様子も人の心も変わるのは必至。「あの村人達にどんな生活が待っているのかしら」、と一人一人の顔を思い出してしまった旅の終わりでした。

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