ガーペー僧院

 さあいよいよ本日のハイライト。インレー湖観光の最後を飾るのは、『お坊さんの掛け声で輪くぐりを見せてくれる猫がいる』、ジャンピング・キャット修道院、ことガーペー僧院の訪問です。

 と楽しみにしてきましたのに、今日は全体的にユッタリ時間で回りましたので、ここに着いた頃はもう日没間近。既に観光客の姿はなく、僧侶も猫達も疲れてしまったのか、数回輪くぐりを見せてくれた後「今日はこれで終わり」。とピタリと演技をやめてしまいました。

アララ残念、着地した瞬間でした
アララ残念、着地した瞬間でした
「ジャンピング・キャット」、こと「ガーペー」僧院にて
 で、輪をくぐった瞬間の写真はとうとう撮れずに終わってしまいました。ちょっと残念ではありましたが、太陽が傾くにつれ堂内が金色に輝きだす様子は、それを上回る素晴らしさ。古の人々が地上に天国を見たのは、「こんな瞬間なのかもしれない」と思ったものです。

 ここで同行の皆さんがその才能を発揮し、「ショータイム!」が始まりました。「街角で似顔絵を描いていたことがある」という長髪のマリオは、僧侶達の漫画的なイラストを描き、楽器が得意なジョージは僧侶達の日用品を利用しての即興独奏会。神々しい堂内に笑い声が響き、立ち去りがたい一時でした。

 「もう帰らないと途中で暗くなる」との船頭さんの一言で、ここでのパフォーマンスも終了。 ニァゥンシュエに戻る途中で日が沈み、辺りは急に冷え込んできました。ここで又例の毛布が役立ちました。インレー湖観光には防寒具をお忘れなく!

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