この博物館は広い! 特に音声ガイドを聞きながらですと、1階だけでも随分と時間がかかってしまいました。この階にはレストランがあったので早めの昼食を取り(カレーセットで40元)、パンフレットを調べて興味のある展示から見ていくことにしました。 | ||
|
||
さすがに磁器の故郷中国、2階の陶磁器館には唐三彩や皇帝窯の精密な磁器など、粒よりの名宝がずらりと並んでただただ圧倒されてしまいます。いかつい武人の人物俑が並ぶ中、数点の女性騎馬像はその清楚な美しさで輝いていました。
|
||
![]() “蛇と翼を持つ人物像”のスタンプ |
||
4階の印璽館には、志賀島の金印に良く似た印も展示されていましたが、もっとも魅力に感じたのは、「水の中に棲みながら空を飛ぶこともできる」動物を表現したこのスタンプです。
この架空の生き物は、遠いユカタン半島の「翼を持つ蛇」ケツァルコアトルという神様を連想させてくれました。 世界は広い、けれど近い。 |