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瀧の湯

 見学は地熱谷で終わり、さあ温泉に浸かりましょう。ここから駅までの間には様々な入浴施設がありますが、今日は「瀧の湯に入ろう」と決めていました。何せ「1907年に建てられた当地最古の浴場」なのですから、台湾温泉旅行の最後を飾るのにここほどふさわしい場所はないでしょう。

 地熱谷から流れ出す温泉川に沿って、遊歩道が設けられています。河原で遊ぶ子供たちの歓声を聞きながら歩いていくと、やがて瀧の湯の前に出ました。この佇まい、3年前と少しも変わっていません。
北投温泉最古の浴場「瀧の湯」
北投温泉最古の浴場「瀧の湯」
 料金90元を払って右手の女湯の暖簾をくぐると、畳三枚ほどの靴脱ぎ場があってその奥に浴室があります。普通の温泉ならまず脱衣所があるものですが、ここはちょっと違っています。入るとすぐ目の前が八畳ほどの浴槽で、横の狭い通路を通って奥の脱衣所兼洗い場に行くようになっているのです。

 この配置だと荷物を持ったままは裸の入浴客のすぐ脇を歩いていくことになる上、脱衣所と洗い場が一緒ですから着替えている間も足が濡れてしまい具合が悪いものです。これには前回初入浴した時、「何故脱衣所を手前にしないのだろう」と疑問に思ったものでした。
3年前と変わらない「瀧の湯」料金表
3年前と変わらない「瀧の湯」料金表
 2回目のこの日も同様の感想を持ったものの、「昔のスタイルを変えないでいてくれる」とその不便さを嬉しくすら感じている自分がいました。こんな心境の変化をもたらしてくれたことが、台湾の歴史を感じながら歩いた今回の温泉旅行最大の収穫と言えるのかもしれません。

 北投石を生み出したこちらの温泉、泉質も良い上、透明・高温と日本流「良い温泉の条件」を全てクリアしています。少し熱めの湯に我慢して入り、後は洗い場でウダウダと、周囲のおしゃべりをBGMにボーっとするのは至福の時間です。何せ北投石の本場ですから、浴室にいるだけでもラドン泉の効果があるに違いありませんからね。

歴史:1907年落成。
泉質:弱酸性、PH値、1.2±0.2
泉温:42度前後。
特徴:硫黄に若干のラドンが混じる。
その他:目の前の川で北投石が発見された。台湾四大名湯の一つ。

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