木浦港

 今日はいよいよチェジュ島に渡る日です。昨晩は木浦駅近くのホテルに泊まっていたので、フェリー乗り場まで徒歩でもそうはかからないだろうと推測していました。地図では近く見えたのです。で、翌朝少しのんびり出かけましたら、思ったより距離があって最後は駆け足。乗り遅れるのではないかとビクビクしでした。寒い日だったのに、乗り場に着いた時には汗をびっしょりかいていました。
木浦港を出ると、昨日登った一等岩がお見送り
木浦港を出ると、昨日登った一等岩がお見送り
 大慌てで乗船名簿を記入してチケットを買い、出航ギリギリでフェリーに乗り込むことができました。09:10、船は港を離れ朝鮮半島に別れを告げました。窓から見ていたら、どうやら昨日上から眺めた龍の頭の先を回っているようです。はい、これが船から撮った龍の頭と一枚岩の写真。昨日(2ページ前)の一枚岩山上からの眺めと見比べてみてください。


 船内に貼ってあった航路図をみると、今回利用したチェジュ島までのフェリーのルートは黄色の線のようで、航路距離は178km。この海域は多島海海上国立公園として、韓国14番目の国立公園に指定されています。次々に目の前に現れる小島は、おにぎり岩やライオン岩と名付けたいようなユニークな形状で、パンフレットに書かれているように『千態万象の大小の小島の奇岩怪岩』の表現がピッタリです。波静かな多島海を通ってチェジュ島に向うおよそ4時間半の船旅、お奨めです。
フェリーは多島海を通ってチェジュ島へ
フェリーは多島海を通ってチェジュ島へ
 3等の客室は20人ほどが入れる大部屋で、出航しばらくたってからチケットに記された部屋に入ってみたら、荷物などで等分に占拠されもう居場所はありませんでした。出入り自由な椅子席などがない船だったので、レストランで朝食をとったり、寒い甲板で海を見ながら過ごすことになりました。チェジュから釜山に向う時には、最初に部屋に行って場所だけは確保しておこうと思います。

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