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バス旅行その2

 14:40、YHAの前にバスが止まりました。今日のドライバーはジョンさん、そしてガイドはミサさんです。乗客は4割ほどでがら空き状態。好きな場所を選べたので方位を考え左側に座りました。発車間もなくミサさんは右側の席の日本人乗客に、「今日は日差しが強いので、左側の席の方が良いですよ」とアドバイスしていました。遠ざかるアオラキ/マウント・クックにバスの中からサヨウナラを言い、一路クウィーンズ・タウンへ。

 この路線でもニュージーランド豆知識を沢山教えてもらいました。一部ご紹介すると、「路線バスの乗客でもシートベルトなしの罰金は180NZ$」、「通過中の町はセスナ持参者のための新興住宅地のため、住宅に滑走路と格納庫が付いている」、「害獣ポッサムの毛は北極熊と同じ中空構造のため保温力が高い」等などです。

6年間毛を刈られなかった羊

6年間毛を刈られなかった羊

ホビットの冒険ロケ地

ホビットの冒険ロケ地

 最初の休憩所は、6年間毛を刈られなかった羊シュレックで有名な町。毛刈が怖くて山に逃げ、6年後に発見された時は毛が目に被さり身動きも不自由な状態だったのだとか。毛刈りって、人間だけでなく羊にとっても有益だったんですね。ちなみに刈り取られたシュレックの毛、27kgあったそうです。

 NZは「指輪物語」や「ラストサムライ」のロケ地としても有名で、ロケ地を見学するツアーも人気です。このバス路線では映画「ホビットの冒険」のロケ地の横も通りました。映画館に行って観るほどの興味はありませんが、DVDが出たらどんなシーンに使われたのか観てみたいものです。

 ここで豆知識をもう1つ「欧米人は基礎体温が高く暑がりなので、バスの車内温度は23度の設定になっています。日本人には低めなので、バスに乗る時は上着かひざ掛けを用意してください」。バス移動の時はダウンのひざ掛けが重宝しましたので、このアドバイスは大いに納得。ガッテン、合点、です。

一種類の植物に埋め尽くされた斜面

一種類の植物に埋め尽くされた斜面

 国土面積は日本より狭いですが人口が少ないので、どの風景をとっても雄大で自然豊かに見えます。こちらは丘を越えた時のものですが、ある標高以上だと黄緑色っぽいこの草しか生えてませんでした。生命力が強く駆除が難しいと聞いたルビナスが、何キロにも渡って咲いている場所とかもあって、日本では有り得ないスケールに驚きました。

 やがてガイドさんは、ニュージーランドの名産品やお土産のことを話し出しました。前述のポッサム製品はもちろんですが、「ラノリン(羊毛蝋)入りのハンドクリーム」、「ディア(鹿)ベルベト・クリーム」、「抗菌作用の強いマヌカ・ハニー」などが、「値段も手頃でお土産に最適」だとか。特にハニーは「クロムウェルのドライブインが一番安いです」とか。これは要チェックです。

果物の街クロムウェル

果物の街クロムウェル

試食コーナー

試食コーナー

 2回目の休憩場所は大きな果物の看板が目印の、「果物の町クロムウェル」です。話に出てきたドライブインに入る前にガイドさんから「店の奥に試食用のテーブルがあります。某国のツアー客が来るとそのテーブルに群がりお代わりを要求することがあって店側とトラブルになりました。以後試食は1品につき1人1つとなっています」との注意がありました。「はーい、了解」。

 その試食コーナーでは生の果物だけでなく、ドライフルーツやお菓子なども並べられていました。このコーナーに蜂蜜は出ていませんが、蜂蜜コーナーに行くと試食も出来ました。お薦めのマヌカ・ハニー(成分+5で15NZ$=約1000円)を、半信半疑で買いました。成分が+10、+15と上がって行くに連れ値段は高くなっていました。

 最後に他の店との値段比較を、調べた範囲でお伝えしておきます。同じメーカー、同じ容量、同じ成分+5のマヌカ・ハニーの値段、スーパーやクライストチャーチの土産物店で18NZ$、空港では22NZ$はしていました。ガイドさんの言うとおり、「ここのマヌカ・ハニーが一番安い」ようです。荷物が苦にならない方、ハニーはこちらで買いましょう。

市街地にあるYHA

市街地にあるYHA

本日の部屋

本日の部屋

 大分クウィーンズ・タウンが近づいた頃、「もうすぐバンジー・ジャンプの発祥の地を通ります。右手に橋が見えてきますから良く見てて下さい」とアナウンス。生憎と席が左だったのでカメラに収めることが出来ませんでした。興味のある方、日焼けするのを覚悟の上で右側の席を取った方が良いかもしれません。

 ワカティプ湖に面したクウィーンズ・タウン地区に入ると、乗客をそれぞれのホテル前に降ろしながら、バスは中心部のバスターミナルに到着しました。中心街の道路は狭いため、中心部に宿を取った乗客はここから徒歩となります。YHAまで、5分もかかりませんでした。

 今まで泊まったYHAはエレベーター付きか、マウント・クックのような平屋だったので気にもしていませんでしたが、こちらのYHAは階段だったので、重くなった荷物を3階の部屋まで持ち上げるのに苦労しました。部屋は3人は泊まれるほど広いもので、室料は1泊96NZ$(約7000円)。利用したYHAの中では最高額でしたが、初めての「シャワー・トイレ付き」だったので「トイレに行くのに着替えなくとも済む」と嬉しくなりました。

自由に利用できるキッチン

自由に利用できるキッチン

湖に面した居間兼食堂

湖に面した居間兼食堂

 レストランまで遠いマウント・クックYHAから、キッチンを利用し始めました。自分の食材は一まとめにして、「部屋番号・名前・チェックアウト日」を記入したラベル(各キッチンに備えてある)を貼り、キッチンの棚か冷蔵庫に入れておくシステムです。調理器具・食器は備え付けのものを自由に使えますので、食材さえ持ち込めば自炊できます。

 食堂兼居間の外にはワカティプ湖が広がり、テラスに出ると湖を取り囲む山々まで見渡せます。レストランや土産物店、スーパーも近くにあって散策にも便利、3日間とても快適に過ごせました。

ワカティプ湖夕景

ワカティプ湖夕景

 日が落ちる頃、観光客たちは誘われるようにワカティプ湖のほとりに集まってきます。大道芸人が笑いを取る中、古びたピアノを弾く若者の指からこぼれた調べが、夕焼けの水面に溶け込んでいきました。明日の天気も良さそうです。


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