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エピダウロス

 医療の神様と慕われるアスクレピオンは太陽神アポロンの息子、生後まもなく半人半馬のケンタウルスに預けられ彼らから医療技術を学んだといわれています。ここは彼の生誕の地と目され、古代には聖域として栄えた所です。彼の象徴として用いられる蛇は、後世では医療関係の象徴ともなり世界各地へと伝えられていきました。

 最盛期には(BC4世紀頃)この聖域に様々な治療施設が建てられ、ギリシア各地から人々が治療を受けに集まってきたそうですが、今遺跡内に残るのは神殿や円形劇場などだけ。これはちょっと残念でした。
エピダウロスの円形劇場
エピダウロスの円形劇場
 トルコのベルガマにあるアスクレピオンの医療所は、BC4年頃、ここエピダウロスから医師を招いて始まったとされています。 1997年1月に訪れたカンボジアのアンコール遺跡群。そこにも蛇を治癒への象徴として崇めたという治療施設「ニャック・ポワン」が残り、思わずこの遺跡を連想し不思議な感慨にうたれました。

 14,000人を収容したという円形劇場、「舞台で落としたコインの音が上段まではっきり聞こえる」ほど音響効果が良いそうです。この日も何人かの観光客が、ガイドさんの落とすコインの音を聞くために、上へ行ったり下に降りたりして効果のほどを確かめていました。もちろん私も試してみましたが、これなら「マイク無しでも大観衆を魅了することが出来ただろう」と納得。

 毎年夏(6月から9月上旬)には、ギリシア古典劇を上演する”エピダウロス・フェスティバル”が催され、期間中にはアテネからの観劇ツアーも出ています。その頃ギリシア訪問を予定されている方は、アテネの観光案内所で聞いて見て下さい。ただし、帰りはかなり遅くなるようですよ。

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