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ラパス

 チチカカ湖からバスでボリビアに入りました。国境を越えると起伏のあるのびやか台地が続き、険しい自然の風景が続いたペルー側とはかなり雰囲気が違います。「世界一標高の高い首都」ラパスは大きなすり鉢状の土地で、バスはすり鉢の縁から底に向かって降りてゆくことになります。上から見下ろすラパスは、斜面はギッシリと民家で埋まり、底の部分には建ち並ぶビルの窓がキラキラと輝いて見える、この光景は印象的でした。

 通常なら「見晴らしの良い高台には金持ちの邸宅、低い土地に貧乏人の家が密集」しがちですが、標高が3,900mもあるこの町ではその常識は通じません。空気の濃い底の部分に、政治の中枢や会社商店金持の家があり、上に行くほど貧しくなる、と言う構図です。宿は底からちょっと坂道を上がった旧市街に取りましたが、傾斜が急なこともあり少しの坂でも息を切らせておりました。

 折りしもカーニバルの時期で、町中が浮かれ色々なものをかけあっていました。紙ふぶき程度なら良いのですが、カラフルな粉は服に色が付いてちょっと迷惑。通りでは趣向を凝らした様々な水鉄砲が売られ、町を歩けばこれで水をかけられたりするので戦々恐々でした。一度などで頭上からバケツの水が降ってきたりして驚きましたが、誰も咎めはしません。周囲もニヤニヤ、ハッピーマークなのですから、有難く頂戴するしかありませんね。

 ある日大通りでパレードがありました。嘘か誠か「服を新調したら古い服の上にドンドン重ねて着ていく」この土地の方達、そのご自慢のスカートを独楽(こま)のように一杯に張らせて、クルクルと回転踊りをしながら進んでいくのです。こんんなに空気が薄いのに、「良くあんな激しい動きができるな」と休まず踊り続ける人々には感心してしまいました。

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