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冠落とし

 茅野駅から上社まで約2キロ、近づくにつれ半被姿が多くなり、徐々に祭り特有の興奮に包まれていきます。鳥居をくぐるとそこはもうぎっしりの人・人・人、どこに何があるやら全く判りません。これは下見をすべきでした。

 どんな手順で御柱が建てられるのか皆目検討がつかなかったのですが、「最初に”一の御柱”を建てる」と聞き、社殿に向かって右側、”一の御柱”と”四の御柱”の中間に陣取り、両方の進行状態を見守ることにしました。
冠が落とされ先端を整えられた御柱
冠が落とされ先端を整えられた御柱
 待つことしばし、”四の御柱”に白装束の人が近づきやがて、取り囲んだ人垣の真中から掛け声と斧を振り下ろす音が聞こえてきました。ほとんど見えなかったのですがこれが”冠落とし”、柱の先端を三角錐状に削り落とす神事でした。これで”御柱”は晴れて神木としての威儀が整った、つまり人間界風に言えば「冠を頂き威儀を正した」状態になったのだそうです。


 この後すぐに建て始めるのかと思いきや、1時間ほど休憩との場内アナウンス。これを聞き人垣が崩れ始めました。動きやすくなったので柱に近寄ってみると、根っこの部分では関係者がにこやかに記念撮影。「先端の部分は?」と行って見ると、こちらは人が群がり縄や小板を取り付けています。聞くとこれは「氏子が”御柱”に乗るための手がかり足がかり」だそうです。「上がってくる丸太に乗ってたら人は途中で落ちちゃうだろう」と半分期待して(!?)来たのですが、違いました。
記念撮影中の"四の御柱"
記念撮影中の”四の御柱”
 さて、合計で八本建てられる本宮と前宮の御柱ですが、どの柱を曳き建てるかは上社の場合毎回抽選。どの地域も本宮一の柱を引き当てたくて、抽選会には精進潔斎して臨むのだとか。今回本宮”一の柱”は玉川・豊平地区、見学にきた前宮の”一の柱”は湖東・北山・米沢地区が担当していました。偶然ではありますが、北山と言えば山荘のある白樺湖を含む地域。親しみを感じてしまい、見学にも力が入りました。

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