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稚貝の飼育

20基の飼育水槽が並ぶ施設内部
20基の飼育水槽が並ぶ施設内部
 話が一段落したところで、施設の見学をさせてもらいました。休憩室横のガラスの引き戸を開けると、そこがもう作業場で手前には大型ポリバケツがいくつも置かれ、その奥に棚がずらりと見えています。これが「陸上中間育成」用の飼育水槽で、上下2段の水槽棚が20基並び、張り巡らされたパイプから常に海水が注ぎ込まれていました。

 まず案内されたのは、水色のポリバケツの前に置いてある2つの透明なバケツ、円筒状なので巨大なビーカーのようでした。ただの水が入っているのだと思っていましたが、職員の方が「一バケツに50万粒の卵が入っているんですよ」と懐中電灯を当てると、アラ不思議。細かい卵がまるで金粉のように、キラキラ輝きながら浮き沈みしているのが見えました!
1バケツで50万粒 : アワビの卵
1バケツで50万粒 : アワビの卵
 10月下旬~11月に親貝から採取された卵は珪藻などに付着させ、先ほどの筏水槽に運ばれて翌春まで海面飼育。その後このセンターの水槽に移され、27mm以上(平均31mm)になると漁協などに出荷。それを漁師さん達がそれぞれの魚場に放つのだそうですが、年間平均放流数は20万個。とても検討がつかない量です。
こんなに大きくなりました : 赤ちゃんアワビ
こんなに大きくなりました : 赤ちゃんアワビ
 「アワビの稚貝は何を食べるんですか?」
 「ここでは2日に1回、塩蔵ワカメや人工飼料をやっています。放流してからの食べ物はワカメ・アラメ・カジメ・ホンダワラなどで、11cm以上の物を市場に出すよう指導しています。」
 「放流まで2年、11cmになるまで約3年ですから、皆さんの食卓に上るアワビは採卵してからほぼ5年たっていると言うところですね。」とのこと。

 あれもこれもお勉強になりました。ありがとうございます!

住所壱岐市郷ノ浦町大島
(Googleによるこの住所の地図)
(Googleによるこの住所の衛星写真)

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