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環濠砦

倭国乱れる : 親子が談笑しながら稲刈りをする、そんな教科書の挿絵の影響があるのか「列島に稲作が広がった弥生時代は、牧歌的で平和な時代」と思い込んでいました。

 ですから戦闘場面のジオラマの前で、軽いショックを受けてしまいました。弥生時代とは、稲作と共にもたらされた新兵器の金属製武器を携えて、他の集団の富を奪い合う時代でもあったのですね。
日本海を見下ろす環濠砦での、戦闘場面のジオラマ
日本海を見下ろす環濠砦での、戦闘場面のジオラマ
 遺跡の突端の防衛エリア、環濠砦まで歩いてくる間に風雨は強まり、日本海から吹き上げてくる強風で傘もさせない状況になっていました。晴れていれば島根半島まで見渡せるそうですが、この日はやっと海岸線が確認できる程度。その向かい風のせいもあってか、知らぬ間に戦の最前線に立たされてしまったかのような、そんな胸のざわめきを感じました。

 この海を渡って敵が攻めてきた、弥生時代とは戦いが始まった時代だったのだと、ここに来ると判るような気がしました。
晴れていれば島根半島まで見渡せる環濠砦跡
晴れていれば島根半島まで見渡せる環濠砦跡
 教科書が子供に与える影響は、想像以上に大きいものです。今、各国の歴史教科書が問題になっていますが、単に自国の優越性を強調するのではなく、近隣諸国と一緒に歴史を考える取り組みが、どの国にも必要な時期に来ているのではないでしょうか。

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