ビンタイ市場

 新しい町に着くとまず行きたくなるのは、市場と博物館。今日は、チョロン地区(チャイナ・タウン)にあるビンタイ市場まで、「下賀茂神社行き」の路線バスに乗って行きました。3000ドンでしたから約30円。何で「下賀茂神社行き」のバスなのかと言いますと、単に京都の市バスのお下がりをそのまま使用しているというだけなのです。他に「平安神宮前」というのも走っていましたよ。
チョロン地区(チャイナ・タウン)にあるビンタイ広場
チョロン地区(チャイナ・タウン)にあるビンタイ広場
 周辺は人と車、バイクとシクロそして天秤棒とが交錯してごった返していましたがこの中庭付近は喧騒とは無縁。買い物疲れか一息つく人々の姿がみられます。迷路のような市場内部には小さな店がぎっしり。香辛料の匂い漢方薬やコーヒーの香りそして魚や生肉の匂いまでがミックスして漂い、市場はまるでワンダーランド。

 ディスプレーの方法も無造作に商品を積んだだけの店からこのように工夫してある店まで様々で見て歩くだけでも楽しいものです。ベトナム入国以来気になっていた例の長手袋もこの市場でそれを買いました。ブルーと紫の2色で、1組4000ドン。


 シクロの項でご紹介した2人に会ったのは、この市場の前です。お一人はサイゴン在住なので、周辺を案内してもらいました。「いつもここで漢方薬を調合してもらっている」と言う薬局の、壁面びっしりの棚壁は、写真を撮ってこなかったのが悔やまれるほどの圧巻でした。こんな薬局が近くにあるなんて羨ましいですね。

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