高原の湖

 水位が低く湖岸に葦が生い茂るインレー湖、観光はボートを利用することになります。ゲストハウスで聞くと「明日ボートをチャーターしている人達がいます」と、そのスペイン人4人のグループに1200チャット(約230円)で仲間入りさせてもらうことにしました。

 「お寺でお祭があるから行ってきなさい」とオーナーに勧められ、近くの寺院へ行って見ると、どうやらお施餓鬼(飢餓に苦しんで災いをなす鬼衆や無縁の亡者の霊に飲食を施す法会)のようです。手招きされるままに広い会堂に入り、大勢のミャンマーの方々と一緒にお昼をご馳走になってしまいました。

湖岸に葦が生い茂るインレー湖 : 入域料は3US$(3FEC)
湖岸に葦が生い茂るインレー湖 : 入域料は3US$(3FEC)
 午後は村内の見学や博物館で過ごし、夕陽をとるため船着場まで行って見ましたが・・・。ここは湖に面しているというより、水路にあるようなもの。湖面に映るどころか、もう既に陽は山の端に隠れようとしています。

 停泊中の小船からは「乗らないか」と声がかかり、唯一の女船頭さんだったこの船を借りることにしました。生憎太陽は雲に隠れてしまいましたが、葦の水路を通る手漕ぎ船の音とリズムが、心地よく体に染み入ってきました。

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