仏足石

 仏陀108の転生が浮き彫りされた仏足石(長さは1.5mほど)。初見では関心を持てず「見るだけ」で通過してしまいましたが、寺院の周りで売られている模写を見、売り子の「ブッダの前世、この時は剣、この時は魚、この時はジャスミンの花・・・」と言う説明を聞いたら、「何それ!?」と俄然興味が出てきました。
遺跡周辺で売られているフット・プリント(5ドル前後)
遺跡周辺で売られているフット・プリント(5ドル前後)
 で、「確か博物館にその説明があった」と、翌日再び行って来ました。ちなみにこの博物館、チケット(バガン入域料の領収書と同じ紙でした)を持っていれば滞在中何回でも入場できます。こんなこともあろうかと前日、「明日も来て良いですか?」と確認してきていたのです。エライでしょう、エヘンエヘン。


仏陀108の転生: 右上の「槍の穂先」から左へ、反時計回りに辿っていきます。4番目は「首の三本のシワ」、9番目は「宮殿」、11番目は「白い傘」、13番目は「ヤシの葉の扇」・・・。
フット・プリントの上半分
フット・プリントの上半分
 大海、太陽光線、月、星座、四大陸、巻貝、山脈・・・、ライオンの王、象の王、孔雀の王・・・、と仏陀の転生は続き、108番目(左図中央)に釈迦族の王子シッダールタとして生まれ悟りを得て仏陀となった、のだそうです。

 館内は撮影禁止のため、実物はお見せできません。これは後日記念として購入した仏足石の模写です。遺跡周辺では、このフットプリントを始め、撮影が禁じられた壁画類などの模写が売られています。値段も手頃(大きさによって数ドルから)ですし軽くかさ張らないので、お土産としては最適かもしれません。

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