古墳博物館全景

 皇帝達の地下の住まいに圧倒されたまま、黄泉の国から地上に戻ってきました。太陽の明るさに感謝しつつ周囲を見渡すと、塀に接するように聳える小高い丘に気づきました。頂上からの見晴らしが良さそうだったので、登ってみることにしました。ました。
古墳博物館全景
敷地内、四隅に見えている建物が、
地下の展示ホールと直結した通風と採光のための楼閣
 この判断は正解、いかがですこの眺め。通風と採光のための四棟の楼閣、それに囲まれた部分があの地下展示室になります。後でわかったのですが、この丘は、北魏(後漢滅亡後、華北を統一した異民族の王朝:386-534年)の宣武帝(499-515年)の景陵。この博物館は景陵のお隣に建てられていたのでした。


 1987年に完成のこのユニークな博物館。洛陽駅前から83路の路線バスでも来られますが、タクシーでも10元ほど(120円位)でしたから、車で往復して見学時間を充分に取った方が良いかも。洛陽で一番見ごたえがあった場所ですのに、見学者はあまりいませんでした。せっかくの施設をもったいない。洛陽で2時間自由時間がありましたら、是非こちらにも来て下さい。

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