少林寺

5月17日 : 今日は少し足をのばして少林寺に行くことにしました。「駅まで行けばバスがある」と聞き気軽に出かけましたが、駅前でバスを降りた途端にミニバスのキャッチ・ウーマンに捕まってしまいました。誘いを振り切り案内所で「少林寺は?」と尋ねると、「だったらあちら」とその人の方を指差すではありませんか。一瞬ひるんだものの、それ以上確認せず指示に従ってしまったのが「本日の敗因その1」。

 「だから言ったでしょう」と言わんばかりに腕を取られ、停まっていたミニバスに押し込まれました。中には既に、中国人のカップルとか一人旅らしき女性も乗り込んでいたので、「これなら大丈夫なのかな」と早々にお金を払ってしまったのが「敗因その2」。

緑濃い斜面に堂宇が点在する少林寺
緑濃い斜面に堂宇が点在する少林寺
 客が少なかったからか予定行動なのか、出発した途端お仲間らしきミニバスに「合流(乗り換え)」させられ一瞬不安がよぎります。案の定そのバスは市街を抜けたところで警察の検問にひっかかり、全員が降ろされてしまいました。どうやら無許可だったらしいのです。「アーア、やっぱり」。

 結局払ったお金は戻らず、私達は路線バスで少林寺に向かうことになってしまいました。ところがこのバスは門前まで入ってくれるわけではなかったんです。降ろされた場所は、「少林寺入り口」の大看板の下にタクシーが待ち構えている分岐点。先ほどの事もあるので今回は誘いを断り、少林寺までの1キロの道のりを武道学校の練習風景など見ながらポコポコ歩いていきました。

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