法門寺

 西線ツアーで一番見たかったのが、法門寺の地下宮殿です。大雨で崩壊した塔の復旧作業中に、偶然見つかった基礎部分の小部屋。そこには唐代の貴重な文物が収蔵されていて、「奇跡の発見」と話題になりました。その秘宝の数々は「唐皇帝からの贈り物」展として日本にも紹介されましたから、実物をご覧になった方も多いことと思います。皇帝選りすぐりの宝物を納めた、と言う点では東大寺の正倉院と良く似ています。
宝物館からみた法門寺全景
宝物館からみた法門寺全景
 お釈迦様の骨を収めた「八重宝函」など、発見された品々は宝物館で見ることができますが、「手狭なため近々建て直す」と言っておりました。驚いたことに塔の地下に入ることもでき、ガラス越しながらタイムカプセル”地下宮殿”を覗くこともできました。

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