フレキシイ・パス

 5月にマイレージで、12月のオークランド往復航空券だけを取得していました。緊迫感のないまま11月に入り、慌ててバス事情を調べ始めNZ国内全域を網羅しているインターシティのページにたどり着きましたが、英文なので一部意味が飲み込めません。現地に行ってから相談しようと、2日目の宿を日本人経営の「ベスト・イン・ロトルア」に決めました。到着翌日の『ワイトモ洞窟経由ロトルア行き】ツアーだけ日本から申し込んで、さあニュージーランドに出発です。

ロトルア・イン看板
ロトルア・イン看板

 「ベスト・イン・ロトルア」投宿後、オーナーの太田悦子さんにNZ旅行中見たい場所を伝え、最も経済的なパスを選んでもらいました。太田さんから伝授されたバス利用のノウハウ、個人旅行に役立つ情報と思いましたので皆さんにもにお伝えしておきますね。

 国内全域を網羅しているインターシティのパスは、

フレキシイ・トラベル 区間単位
フレキシイ・パス 時間単位
トラベル・パス ルート別

 
 と各種あり、通常の路線バスを利用するより少し安くなっています。利用できる路線やボーナスなどそれぞれ特徴がありますので、自分の行きたい場所やルートを決めてから検討すると良いでしょう。南北両島を周遊できるナショナル・トラベル・パスは1219NZ$(10万円前後)と高額なチケットですが、ボーナスとしてワイトモ洞窟ツアーやミルフォードサウンド・クルーズなどが付加されていますので、ゆっくりとNZ全体を見たい方には利用価値がありそうです。

Flexipass路線図
Flexipass路線図

 国内移動に時間がかかるという友人からの情報を元に、行きたい場所を「ワイトモ洞窟」「ロトルア」「マウント・クック」「ミルフォード・サウンド」に絞っておきました。既に2ヶ所はクリアしてますので、残る2ヶ所を経済的に結ぶにはどのチケットが良いのか相談した結果、フレキシー・パス(25時間分で194NZ$)を購入することになりました。何故なら、区間単位のフレキシイ・トラベルにはマウント・クック路線が入っていないからです。

マウント・クック・リリーとマウント・クック
マウント・クック・リリーとマウント・クック

 フレキシー・パス(Flexipass)は時間単位で購入するチケットで、所要時間は時刻表に記載されているものを参照します。まずルートを決め、目的地間の所要時間を足して購入時間を計算しましょう。南北島間のフェリーも利用でき、この間は3時間10分と計算されます。

南島主要部バス路線図
南島主要部バス路線図

 パンフレットに出ている南島のこの路線図を拡大してみてください。クライストチャーチからマウント・クック経由でクウィーンズタウンまで行く場合、マウント・クックまで5時間20分、そこからクウィーンズタウンまで4時間45分とあり、合計の10時間5分が必要パス時間となります。

  ちなみに今回は、オークランド・ロトルア間はワイトモ洞窟ツアーで移動、ロトルア・ウェリントン間はバスチケットを頂戴、ウェリントンからはフェリーと鉄道の連絡チケットを購入してクライストチャーチに入ったので、パスの利用はクライストチャーチ以降となりました。

 

 

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