チチェン・イツァ

 今朝はキューバ行きチケットの手配をしていて出発が遅れました。遺跡まで2時間はかかるというのに乗ったのは11時のバス。しかもローカルとあって停車が多く、この日はなんと3時間!かかったのです。アーア。帰りのバスの時刻を聞くと「4時半頃」という返事。「エッ、2時間しかないの」。

チチェン・イツァ : エル・カスティージョ
チチェン・イツァ : エル・カスティージョ
 ここは新旧チチェンが同居した複合遺跡群。新チチェンは、戦士の神殿・メソアメリカ最大の球戯場・チャック・モール等々、メキシコ中央高原のトゥーラの影響が濃いと言われる興味深い遺跡ですし、他にも犠牲や宝物を投げ込んだという「聖なる泉」セノーテや旧チチェンのカラコル「天文台」など魅力的な場所が多いのです。全部見てまわれるのでしょうか。まあ愚痴を言っても仕方ありません。とにかく遺跡に入りましょう。

 まず目に飛びこんでくるのが均整がとれた美しい姿のカスティージョ。別名ククルカン、羽毛のある蛇の神殿。このピラミッド、北の階段の下部にだけ大きな蛇の頭がありました(写真向かって左の階段)。毎年春分と秋分の日の夕方、この階段側面に映ったピラミッドの影がまるで羽のように見えるんだそうです。その光景を1度見てみたいものですが、ここでは右側の階段の影からその様子をご想像下さい。

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