チブサン古墳

 2時前に博物館に戻り、受付で見学料100円也を支払って案内を待ちます。この回は博多のカップルと私の2組。待つことしばしで現れた学芸員氏、人数を見ると「先導しますから、自分の車で後をついてきて下さい」。
「乳の神様」として、授乳期の女性から崇められていたチブサン古墳
「乳の神様」として、授乳期の女性から崇められていたチブサン古墳
 ここも、岩戸山古墳地域と負けず劣らず起伏のある所。農道のような道を走り、最後に狭い急カーブを曲がると、”まゆ”のような形をした古墳の前にでました。石屋形の奥壁に描かれた文様が「女性の乳房」を連想させたところから、通称が”チブサン”古墳。それゆえ、古くから地元では「乳の神様」として、授乳期の女性から崇め(あがめ)られていたとか。

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