復元整備

 遺跡保護のため全体に約70cmの厚さに土を被せてあるとかで、今見えている復元建物は地下の遺構の上に形を再現して建てられた物です。

 『住居址は大小合わせて23棟発見され、平面図は総てほぼ方形。住居復元に当たっては、壁は琉球石灰岩、屋根材にはこの島に自生したチガヤを使うなど、地域性を配慮した素材を用いている。周囲の樹木は、本来島にある種類を選び、自然の森になるよう植えられています』。

地域性を配慮した、建物復元図
地域性を配慮した、建物復元図
沖縄の先史時代: 『縄文時代には、本土との共通性(土器の形状など)も多少見られるものの、その後は独自性を強めて弥生時代には移行することなく、狩猟採集の貝塚時代が続く。12世紀に入ると、按司(あじ)と呼ばれる有力者達が、各地にグスク(城=塞)を築き群雄割拠の戦国時代が始まる』。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です