鹿島神宮

 鹿島神宮の御祭神は武甕槌(たけみかづち)大神。国譲りを拒んだ建御名方(たけみなかた)命を、「出雲から諏訪の地に追い込み封じた」神様です。御柱祭や不思議な鉄製品など、建御名方命が諏訪にもたらしたとされる古代の製鉄文化に、とても興味を持っていましたので、ここは是非とも押さえておきたい場所でした。
鹿島神宮
初代水戸藩主、徳川頼房(よりふさ)公が奉納(1634年)した楼門
 昔は伊勢神宮と同様20年に一度の造営を行い、中世には武神として敬われた鹿島神宮ですが、その後遷宮は行われなくなり、現在の社殿は徳川秀忠の奉納(1619年)によるものだとか。

 ここで特筆すべきは”鹿園(ろくえん)”の存在でしょうか。天照大神の「出雲討伐命令」を伝えた天迦久神(あめのかくのかみ)が、「鹿の神様」だったことから、鹿は「神様のお使い」とされ、現在”鹿園”では30数頭が飼育されているそうでです。


名称 常陸国一之宮鹿島神宮
住所 〒314-0031
鹿島市宮内2306-1
(Googleによるこの住所の地図)
(Googleによるこの住所の衛星写真)
電話 0299-82-1209

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