親孝行in家路

5日に帰国したのですが確定申告やら何やらとせわしなく、すっかりご無沙汰してしまいました。10日ほど前にお土産を持って家路に行きましたら、「新宿3丁目駅C6出口にエレベーターができた」と言う話を小耳に挟みひらめきました。「それなら母を連れてこられるかもしれない」ってね。

昨年90歳を迎えた母は耳も口も達者で歌が大好き。週3回のディサービスでもカラオケのある日を楽しみにしているようです。家路に連れて行ったら喜ぶだろうな、と思ったことはあっても移動のサポートに自信がなかったので今までは諦めていました。でもエレベーターができたなら、一人でも介助できそうです。

「愛の賛歌」を歌う母
「愛の賛歌」を歌う母

せっかく行くなら歌好きの人が集まる土曜日が良いと、「週末家路に行ってみる?」と聞いたら想像以上の喜びよう。何日も前から服や曲選びに余念がなかったようです。この時点で親孝行の半分はできたかも。

さて当日、同席の皆さんのご協力で、「蘇州夜曲」「サントワマミー」「愛の賛歌」など数曲を歌わせてもらい、合間には【若い人たち】(?)とおしゃべりもできて本人は大満足の様子。

画像の左奥、紫の帽子を被っているのが母です。左手前の方々が「最後まで歌えるかしら?」と心配そうに見てくれているのがいつもと違いますね(?!)。予定していた3時間は「アッツ」と言う間にすぎ、そう疲れさせないで家まで送り届けることができました。家路の皆さん、ありがとうございました。

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